TWA Trans World Airlines 1959?-198x-1995-2001
カテゴリ:  N. America / テーマ: アート・デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
TWA 1959-198xTWA Trans World Airlines 1959?-198?
  コーポレートカラー
 元々地球儀(世界地図)を表す
 □機体の地の色

TWA 198x-1995TWA Trans World Airlines 198?-1995
  コーポレートカラー
 □機体の地の色


TWA 1995-2001TWA Trans World Airlines 1995-2001
  コーポレートカラー
 ■
 元々地球儀(世界地図)を表す
 □機体の地の色
 これだけ有名なエアラインにもかかわらず、消滅して10年も経つとなかなか詳細な情報はリサーチしにくい。特にデザインについてはまとまった情報がなくある程度推測せざるを得ない。

TWAトランス・ワールド航空はTWAは1930設立のアメリカのかつてのメジャーエアライン。1940年代にはすでにBig 4の一角をなしていた。アメリカ国内の郵便輸送を請け負ったり、大西洋単独初横断したリンドバーグを役員に向かえたりと着実にその名声を上げて行った。TWAはパイロットのエアラインとも呼ばれ、常に新機種の開発・導入するエアラインとしても有名だった。創設間もない1932年にははDC-1を要求し就航させたほか、L1049など名機を世に送り出した。その背景にはスピード狂と言われたハワード社長の膨大な資金力があったのだが、会社を私物化しているとの訴訟で身を引いてからは、後任の経営者による多角経営がことごとく失敗、カーター政権の規制緩和による競争の激化で、リストラ、路線の縮小などで生き残りを模索していたものの1996年に発生したB747墜落事故で旅客が激減してしまった。その後小型機による国内路線にシフトして行ったが2001年ついにアメリカン航空に吸収され消滅した。

◆1959?-1908s
ジェット化されたのは1959年のB707導入が初めてだった。おそらくそれを機にデザインを一新し、今なおオールドファンの多い"Twin Globe"の愛称のあるデザインに変更に成ったと思われる。それまではフラッグシップであるL1049コンステレーション等を始め尾翼に2本のストライプが入っただけのシンプルなものだった。尾翼の地球儀は国際線への更なる飛躍を表したものだったのだろう。機体もコーポレートカラーである赤いチートラインが引かれただけのシンプルなものだった。

◆1980?-1995
1980年代規制緩和の本格化を受けてTWAは急速に経営危機に見舞われる。その建て直しに大鉈を振るったのがアイカーン社長である。それまでの経営方針を180度転換させるような取り組みの中でこのデザインが採用されたようだ。詳細な年代は不明だが、新機材導入や、アライアンスと行った派手な理由はあまりなさそうな時期の新CI導入である。機体は往年の赤いダブルストライプが復活、尾翼はシンプルに赤い四角の中にTWAのロゴが抜かれただけの本当にシンプルなもの。ホワイト地に赤単色ではワイドボディー機にはあまりにシンプルすぎ、一見貨物機のようにも見える。

◆1995-2001
1992年の破産法申請から3年後、様々なリストラを経てようやく衰退に歯止めが掛かった1995年に発表された新CIである。派手な国際線や大型機を次々に売却し、B757やB717など小型機によるアメリカ国内向けの路線に集中するようになった新生TWAの復活・生き残りをかけた新CI導入である。シンプルすぎた赤単色のデザインに、太い黒いラインを加えて力強い印象となった。さらに赤と黒の間に細い金の線を加えて全体的にエレバンと名雰囲気が感じられる。国内線と言えどもフルフェアの旅客を大事にすると言う戦略とも良く合うデザインと言えるだろう。機体のチートライン上には世界地図も復活した。金色はかつての地球儀の系譜だろうか。


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編集 / 2011.01.30 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
Delta Air Lines 1960-1997-2000-2007-
カテゴリ:  N. America / テーマ: アート・デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
Delta Air Lines 1960-1997 Delta Air Lines 1960-1997
 アメリカ国旗から
 アメリカ国旗から
 □アメリカ国旗から


Delta Air Lines 1997-2000Delta Air Lines 1960-1997
 アメリカ国旗から
 アメリカ国旗から
 □アメリカ国旗から


Delta Air Lines 2000-2007Delta Air Lines 1960-1997
 アメリカ国旗から
 アメリカ国旗から
 □アメリカ国旗から


Delta Air Lines 2007-Delta Air Lines 1960-1997
 アメリカ国旗から
 アメリカ国旗から



 デルタ航空は1924年Huff Daland Dusters社として設立された。その名の通りミシシッピ川下流域の穀倉地帯を中心に農薬散布を目的とした航空会社だった。農業関係と言う事は農閑期には暇となる。そこでPeruなど南米での事業とその間の旅客運送に乗り出していった。1928年にはDelta Air Serviceと改名している。デルタの名前は本拠地の有ったルイジアナ州モンロー近辺おミシシッピデルタに由来する。1930年代の郵便事業への参入や、1940年代には旅客輸送を本格化し着実に規模を拡大させて行った。2010年にはノースウエスト航空と合併し当時世界最大(現在はユナイテッド=コンチネンタル航空の合併により2位)のエアラインとなった。合併の結果運行機種も格段に増えたが、コスト圧縮の見地から急速に機材の絞込みが進むと言われている。

◆1960-1997
1959年にDC-8を導入し本格的なジェット機の時代に突入する事になったデルタ航空は翌年新CIを導入した。合衆国カラーである青・赤・白の三色を遣ったシンプルなもの。当時の塗料の問題なのか地から強さを出す為なのかは判然としないが、青は黒に近い紺色となっている。デルタの名前のまま▲をデザイン化したもので、そのロゴは通称"The Widget"と呼ばれる。デルタの名前に加えて、尾翼に配置されることで後退角がつき、ジェット機のスピード感も表現したロゴマークとなっている。ロゴは太いゴシックでかなり目立つ。

◆1997-2000
ジェット化では2代目となるデザイン変更は1997年に制定された。当時は新たな航空連合スカイチームの結成が合意され、デルタ航空も設立メンバーとして名を連ねていた。ラテンアメリカへの本格的な進出も始まり、アテネオリンピックのオフィシャルスポンサーとなったり、また1998年には新機材B777の導入も決まっていた。そう言う背景も有ってか新CIが導入された。デザインはアメリカのランドーアソシエイツ社。デルタの形は踏襲しつつシンプルなデザインとなった。あえてチートラインを残したために、却って新しさを感じさせるデザインだった。なおその前のロゴマークは機体前部にしっかりと残されていた。

◆2000-2007
2000年はやくも新デザインが発表された。前回のCI導入からわずか3年後に新デザインが導入されるのは大変珍しい。おそらくは航空連合スカイチームの発足に伴う措置だろう。これまでとは全く違った趣で、"flowing fabric"とも言われるように旗がはためいている様子をデザイン化したもの。尾翼から一部はみだして機体に掛かっている。グラデーションが掛かっているわけではなく模様としては単純化されているものの、遠めにはなかなか複雑で請ったデザインである。The Widgetも赤い三角の頂点が丸くなって、”デルタ”とは言えない形となった。

◆2007-
2005年、9.11の影響から抜け出せない中、原油の急騰と、特に本拠地を襲ったハリケーン・カトリーナの影響で経営危機に陥り、ついに倒産法の適用を新生した。しかしながら2007年には早々と破産法から脱却し復活をとげた。復活後の新生デルタ航空として2007年から導入されているのが現デザインである。配色は同じながら、前回のデザインでは8色を遣っていたものを4色に減じ、さらに直線的なデザインとする事でメンテナンスコストを削減させている。またデルタの名にふさわしい三角形も復活しブランドの向上にも役立てている。

久々のThe Tailシリーズ。3代目が面倒かと思ったが実際楽に描けた。今後アメリカのメジャーエアラインくらいは抑えておきたいところ。
編集 / 2011.01.29 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
United Airlines 1973-1993-2004-
カテゴリ:  N. America / テーマ: デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
UNITED 196x-1973United Airlines 1973-1993
 アメリカ国旗から
 アメリカ国旗から
 □地色

UNITED 1973-1993 United Airlines 1973-1993
 アメリカ国旗から
 アメリカ国旗から
 □地色

UNITED 1993-2004United Airlines 1993-2004
 アメリカ国旗から
 アメリカ国旗から
 ユナイテッドのコーポレートカラー
 

UNITED 2004-United Airlines 2004-
 ユナイテッドのコーポレートカラー
 



1927年に設立されたアメリカの航空会社である。創設者は航空機メーカーの創設者としても知られるウィリアム・ボーイングで、設立当初はBoeing Air Transportという名称だった。1929年にはUnited Aircraft and Transport Corpと改称している。ただしこの頃はまだボーイング・グループの一部門と言う位置づけだった。1934年独占禁止法によって会社が3分割され、ユナイテッド航空は改めて独立した企業として再スタートを切った。第二次世界大戦中は航空機を徴発されたりしたが戦後すぐに運行を再開、戦後復興進む世界を背景に順調に成長を遂げた。1961年Capital Airlines買収し、世界最大のエアラインとなった。これを機に全米に路線を拡大、さらに1985年にはパンナムから太平洋路線部門を機材毎買収し、東京をハブとするアジア路線を手中にした。1997年にはルフトハンザ航空などととスターアライアンスを設立し、世界のエアラインの中核的存在となった。しかし
2001年9月11日に2機のユナイテッド航空がテロに使用され経営は一転悪化、2002年には会社更生法の手続きを取り事実上倒産したが、見事復活を果たしている。

1960年代後半、ユナイテッド航空の尾翼は単純にUNITEDのロゴと上半分赤、下半分青の斜めのストライプが入ったシンプルなものだった。デザイナーはRaymond Loewy氏である。初期に導入したB747もこのデザインだった。

1973年社名をUnited Air Linesから現在のUnited Airlinesに変更したのに伴い、デザインを変更した。デザイナーはカリフォルニアのSaul Bass氏で、機体は赤、オレンジ、青のレインボーのストライプとし、尾翼にはUの字を赤と青で表現したロゴをあしらった。

1992年サンフランシスコのデザイナーCKS Partnersによってより重厚なデザインに一新された。Flying Uのロゴマークはそのままに、背景にネイビーブルーとグレーというシックなものになった。このネイビーブルーは1940年から50年代にかけて使用されていたカラーリングである。アメリカの往年のファンには懐かしいカラーリングだったのだろう。

2004年会社更生法から見事立ち直り、新生ユナイテッド航空としての出発を機に、新CIを導入した。機体の上面が白に戻され、尾翼はユナイテッドのコーポレートカラーとも言えるネイビーブルーに、グレーのFlying Uを全面に、しかもグラデーションをかけるという凝ったものになっている。
編集 / 2009.06.01 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
American Airlines 1968-
カテゴリ:  N. America / テーマ: デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
American Airlines 1968-
アメリカン航空 American Airlines (1968-) (アメリカ)
アメリカ国旗に由来
アメリカ国旗に由来
機体の地色。機体はベアメタルだが見やすいように明るいグレーになっている

1968年から変わっていないというからかなり長い間使用され続けているデザインとなる。1968年というとB727が導入されて間もない時代、B747を発注し、さらにDC-10も発注していた時代でまさに大型ジェット時代到来の時代だった。新デザイン導入はこういった大型機の導入をきっかけにしたのかもしれない。

赤と青はアメリカの国旗から。AAはもちろんエアラインの頭文字。AとAの間の鳥は、アメリカの国鳥、イーグルである。意外にシンプルだが一目でアメリカン航空と判る秀逸なデザインである。結果的に背景の淡いグレーが会社ロゴを引き立てている。

デザインはニューヨークのヘンリー・ドレファス氏によるもの。
編集 / 2009.01.12 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
Canadian Airlines 1999-2001
カテゴリ:  N. America / テーマ: デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
Canadien 1999-2001Canadien 1999-2001 full
カナディアン航空 Canadian Airlines (1999-2001) (カナダ)

□機体の色

1999年米ランドール・アソシエイツ社による新CI。尾翼だけだと何だかわからないが、カナダ雁(グース)をデザイン化したもの。一見シンプルではあるが、なかなかに凝ったデザインである。カナダ雁は献身、チームワークをあらわす。カナダ雁自体はカナディアン航空の前身であるカナダ大西洋航空が1968年まで使っていたキャラクターだそうである。
しかしながら、このデザインもエア・カナダに吸収合併され、会社が消滅したためにもう見ることは出来なくなった。
編集 / 2009.01.10 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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