All Nippon Airways 1969-1983-
カテゴリ:  Japan / テーマ: デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
ANA 1969-1983全日本空輸 All Nippon Airways (1969-1983) (日本)
空を表現??
日の丸を表現??


All Nippon Airways 1983-全日本空輸 All Nippon Airways (1983-) (日本)
トリトンブルー。海を表現
モヒカンブルー。空を表現。
□機体の地の色


今更ながらであるが、B767にモヒカンの復刻塗装機が登場し、尾翼デザインの詳細な情報が得られたのでようやく描くことが出来た。

全日本空輸自体は1957年、東京を拠点とする日本ヘリコプター輸送から改称されて誕生した。翌1958年には西日本を拠点とする極東航空を合併した。日本の国内線を担当し、戦後の復興に合わせて順調に事業を拡大させた。1964年日本で初めてのジェット機となるB727を就航させ、翌1965年にはYS-11を就航させている。全日空のICAOの2レターコードは前身の日本ヘリコプターに因んでNHであり、さらにレオナルド・ダ・ビンチのデザインによるヘリコプターがトレードマークとなった。

1969年、B737-200の導入を機に2代目となるデザインとなった。チートラインに加え機体の上部にも同じ空色のラインを施した。真横から見れば2本のラインだが、機体真上にラインが来ることで正面から見るとモヒカン・カットのように見えることからモヒカンの愛称が付いた。ただし、髪型としてのモヒカン刈りが日本で流行り始めたのは1970年代の後期、イギリスのパンクロックの流行の結果だったので、この塗装デザインがモヒカンと呼ばれるようになったのも比較的晩年のことである。現在も社章として残るレオナルド・ダ・ビンチのヘリコプターは、尾翼にそのまま継承された。ヘリコプターを簡略化し、原図には無い羽根のような模様が特徴である。

3代目は1983年B767導入を記念して新CI導入したときのデザイン。濃い青はトリトンブルー、薄い青はモヒカンブルーと呼ばれ、ANAの信頼性と発展性を表す。モヒカンブルーは前デザインのデザインから継承されたもの。全体的なデザインコンセプトは米国パシフィック・ビジョン社高橋経氏、尾翼のANAのロゴは日本のプロテック社による。
Blue on Blueという名でプロモーションが行われており、2色の青が海と空を連想させる。

登場して既に20年を過ぎたが全く古さを感じさせない。意外とこの手の青は他のエアラインでもなかなか使われていない。モヒカンブルーによってさらに「青」がお互いに引き立てあっている。結果として海と空を連想するようになっているのではないか。白抜きの文字も映えるし、尾翼前端と先端に余白を設けたことも、機体へのラインの継続がうまく処理されていると感じる。最近流行のぼかしやグラデーション、曲線の多用とはちがって、実直さが感じられる。

次回B747-8かA380か判らないがもし、新CIを導入するにしてもなかなかこれを越えられないのではないだろうか。
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編集 / 2010.01.11 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
Japan Airlines International 1952-1970-1989-2003-
カテゴリ:  Japan / テーマ: デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
JAL 1952-1970日本航空 Japan Airlines International (1952-1970) (日本)

日章旗の日の丸
□下地の色だが結果的にか意図的にか日章旗の地の色と同じ


JAL 1970-1989日本航空 Japan Airlines International (1970-1989) (日本)
日章旗の日の丸
□日章旗の地の色



JAL 1989-2003日本航空 Japan Airlines International (1989-2003) (日本)
日章旗の日の丸
□日章旗の地の色



Japan Airlines 2003-日本航空 Japan Airlines International (2003-) (日本)
太陽を表す。日本国旗に由来する
元JALのロゴマークのグレー
機体の地の色であるが日本国旗の白地に由来する


戦後まもない1951年日本航空が設立された。当初はノースウエスト航空に委託運行していたものの、翌年には自社機DC-4を購入。新しくデザインを施した。デザイナーは秋山 正氏で、紺色のラインは旅客船の色をイメージしたものだそうである。赤と紺のチートラインと合わせて新時代らしい新しいデザインである。当時尾翼に機種名をいれるのが恒例となっていたようだ。新機材の導入がそのまま強みとしてアピール出来た時代ならではである。DC-8は1960年に日本航空にデリバリーされた最初のジェット機で、このときに始めて機種寄りに鶴丸マークが描かれるようになった。鶴丸マーク自体は1959年、アメリカの広告代理店Botsford, Constantine & Gardnel社によるもので来るべき国際線への進出を見越して採用されたものである。原案は秋山氏によるもの。

1970年、国際線の積極的な拡大を見越してB747が導入された。またそれに先立ち受領したDC-8-61の新造機から、新CIを導入することとなった。これまで一部で使用されていた鶴丸を尾翼に大きく描くことで日本のエアラインらしさを海外にアピールする事が狙いである。赤と紺のチートラインはやや形を変え踏襲されている。その後DC-10やB767などワイドボディでも長らく見られたデザインとなった。

1989年ブランド戦略の一環として久々に新CIを導入する事になる。機体のチートラインが消え、ホワイトボディとなり、機種寄りにグレーと赤の短いラインとJALのロゴというシンプルなものとなった。尾翼は基本的に同じ構図だが、やや鶴丸を縮小し尾翼先端に寄せている。また、鶴丸に描かれているJALの字体もシンプルなものに変更された。デザインを担当したのはアメリカのランドー・アソシエイツ社で、コンセプトは現代日本、グレーは「躍動感・スピード感」、赤は「燃える情熱」、JALの黒文字は「誠実さ、堅実さ」を表しているそうである。新CIの導入の背景は様々あるがこのときの新CI導入は、1985年日航ジャンボ機の墜落事故のイメージ払拭の意味も込められているはずである。忘れてはならない事故では有るが、事業継続のためには必要な手段の一つだろう。またこの頃全日空の国際線進出が軌道に乗り、会社としてもイメージを一新させる必要もあったのだろう。

2002年9月18日、旧JALと旧JASが名実ともに統合されるのに伴い、新CIが発表された。コンセプトは"The Arc of the Sun(太陽のアーク)"でグループ社員の21世紀に向けた「空への強い思い」を表している。白色の部分は真っ白ではなくややクリーム色っぽい色合いに変更されている。太陽を縁取るグレーのラインは、以前のロゴマークの機首の帯(テープを切るイメージで最先端を表現したものだったらしい)のイメージを踏襲したものらしい。デザインは前回と同様アメリカ、ランドー・アソシエイツ社が担当した。シンプルだが、確かにこういった感じでの色分けは他のエアラインでも見かけたことが無い。"鶴丸"に慣れた目にはシンプルすぎて頼りない気がしたが、今となってはシンプルで良いデザインだと思うようになった。ただ、もう少し和風を全面に出しても良かったのではないだろうか。ランドー社にそれを言っても無理か。青竹のような日本を思わせるコンセプトもいいと思うのだが。「前進」「躍動」もいいが「安心」「安らぎ」「おもてなし」のコンセプトだったらどんなデザインになるのだろうか。

2009年日本航空は政府の資金援助を受け入れている。破綻再建中のGMと全く同じ構図だが、乗員組合とOBへの高額な社会保障金の大鉈を振るえなければ、全日空やスカイマークに吸収合併されないとも限らない。次のデザインならずとも気になるところではある。
編集 / 2009.07.04 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
Japan Universal System Transport 1991-1992
カテゴリ:  Japan / テーマ: デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
JUST 1991-1992
日本ユニバーサル航空 JUST Japan Universal System Transport (1991-1992) (日本)
JAL系列の赤を表す



かつて1年間だけ存在したJALグループの国内貨物エアラインで、クジラがシンボルマークだった。JUST唯一の所有機B747-200Fに施された塗装である。マリンジャンボ登場の数年前にすでにクジラが飛んでいたわけであるが、なぜくじらなのかは不明。
特別塗装ではないが、キャラクターを尾翼に施すのも実はかなり珍しい。貨物機ではまず無いのではないか。
JUSTの2レターコードYUから「くじらのユーちゃん」との愛称で親しまれたがわずか1年で会社は清算されてしまった。

2001年、唯一C&Cから限定モデル化されたもののなぜか食指が動かず見逃した。そのうち出るんじゃないかと高をくくっている。
編集 / 2009.01.16 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
All Nippon Airways 1993-1995 Marine Jumbo
カテゴリ:  Japan / テーマ: デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
ANA MarineJumbo 1993-1995
全日本空輸 ANA All Nippon Airways (1993-1995) "Marine Jumbo"(日本)
全日空のコーポレートカラーの打つの1色。海を表す


1993年、全日空の搭乗5億人達成を記念して一般公募された特別塗装、マリンジャンボである。デザインは現在広告代理店のデザイナーとなっている千葉在住の小学校六年生の女の子。このデザインはB747-400D(JA8963)と、B767-300(JA8579)の2機に施された。尾翼は鯨の尻尾に当たるが、この部分だけでもなかなか秀逸なデザインで、ANAのロゴも収まりが良い。

同時に様々なキャラクターも考案されたが、当時時刻表に2機の運行を表示する為か親子鯨のキャラクターが使用された。
ANA MarineJumbo



編集 / 2009.01.10 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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