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新型コロナ禍
カテゴリ:  エアライン動向 / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
4/15関空の国際線がついにゼロになった。その後1日1便の状態が続いたが5/4も運航ゼロとなった。コロナの影響はすさまじい。

今回はエアラインの努力でどうにかなる問題ではない。各国間の人的交流が復活しなければ、エアラインも復活しない。多国間の国際線を運航するエアラインでは一斉に路線回復とはなかなかいかないだろう。とりわけ小型機の大量発注していたLCCはこれまた大量に抱える乗務員の人件費が重くのしかかるはずで、ポストコロナでどういう動きが出るのか想像もつかない。
大手ではB744やB757、767、A380、E190などの引退前倒しのニュースが続いている。代替機材としての新規機材導入はされず、それどころか納入延期の発表が相次いでいる。生き残りをかけてやれることは何でもやっていくという状況である。今後は発注分のキャンセルも出てくるだろう。実際新機材の導入延期が始まっている。

気になるのが新幹線の利用率である。ちょっと前まではダイヤが飽和状態になっていた。東阪の出張は今後Web会議に置き換えられ、元の水準にまで戻らないかもしれない。特に社内でわざわざ出張する意味がこれを機に一気になくなるかもしれない。同じことが国際線のビジネス客でも起こるかもしれない。ドル箱路線の縮退と競争激化でエアラインの勢力図は大きく変わるだろう。

航空機メーカーにとっても状況はかなり厳しい。BoeingのEmbraer事業統合は撤回されてしまった。737MAXの生産停止の傷口がふさがらないことろにこの騒ぎなので倒産はしないまでもかなりのリストラが行われる可能性はある。今日全体の25%の人員を削減するとの発表があった。中国やロシアの小型機が息を吹き返して世界を席巻するようなことがないとも言えない。MRJにとってもロンーチがさらに遅れたり、注文キャンセルの動きが出てくるかもしれない。

少なくともコロナ以前の状態に戻ることはないだろう。ただ、旧来の勢力図が崩壊した後、新しい何かが生まれることも多い。何処が生き残るかだけではなく、どこが変われるか、何が生まれてくるか。今後10年はそこが肝になる。
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編集 / 2020.05.05 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
時刻表ネタ 1971.11
カテゴリ:  エアライン動向 / テーマ: 航空機 / ジャンル: 写真
交通公社の古い時刻表が手に入った。以前入手したのが1973年12月版、今回は1971年11月版である。この2冊の最大の違いは、国鉄版と交通公社版・・・ということではない。山陽新幹線の開業前と後の時刻表である。今に比べて東は上野、西は大阪から各地に長距離列車が頻繁に発着しているのが分かる。今とは違って急行列車が多い。しかもどれも長大編成である。長距離の移動手段が列車だった、鉄道の黄金時代のものである。

当時の航空時刻表が掲載されている。国内線だけであるが、3ページで収まっている。幹線1ページ、全日空1ページ、東亜国内航空他1ページといたってシンプル。JALは国内では5空港(千歳、羽田、伊丹、福岡、那覇)のみの就航。幹線はDC8やB727/737が主流で、その他がほとんどYS-11という状況となっている。日本航空がB747SRを導入したのが1973年、全日空がL1011を導入したのが1974年だから、航空大量輸送時代の幕雨前のことになる。東京大阪間はJALが14往復、全日空が15往復と思いのほか多いが、新大型機材の導入が待たれる時代だったということか。大阪着の最終便は羽田2100発、伊丹2155着と今より1時間半遅い。騒音訴訟真っただ中の時代でもあった。
国内路線網も今よりはかなりシンプルである。東京や大阪からの便は西日本向けが大半で、大阪からも東北方面への路線が見当たらない。名古屋に至っては、東京便が1往復以外は九州便があるだけである。

ちなみに東京大阪の航空運賃は6,800円。新幹線3,730円とあるから倍近い。当時は開業時のまま東阪3時間10分の時代である。55分で結ぶ飛行機ではあってもこの値段差はなかなか埋まらなかったんじゃないだろうか。
編集 / 2020.03.01 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
飛行機関係の書籍2冊
カテゴリ:  エアライン動向 / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
3連休であった。カミさんは子供の元新潟へ行ったので、自由の身である。土曜日、新大阪店さんに顔を出す。ちょっとおしゃべりをしてちょっとしたネタを教えていただいたが、それはまた近々にご紹介できるだろう。
日曜日は久々の関空の日と決めていたのだった。行くなら早朝に出発し、日の出とともにT2へ、一呼吸おいてから展望台へと計画を練っていた。幸いにも冬型の気圧配置は緩んで絶好の撮影日和との予報である。しかーし、久々の単身での晩酌がいけなかった。めったにやらない寝坊をしでかしてしまったのである。こちとら熱しやすく冷めやすい質なので、目覚めたとたんに士気はがた落ちとなって二度寝をしてしまった始末。そんなことはさておき、気を取り直して梅田に出かける。こちらも久々に大型書店を巡って専門書を漁ってみることにした。梅田紀伊国屋。航空関係の本が徐々に少なくなっているのが気にかかる。専門的なものはグランフロント店に移転したのかもしれない。堂島にもあるがここは近場の茶屋町のジュンク堂さんへ。やはり航空関係だけの棚が複数あるのが楽しい。しかも背だけではなく、新刊は表紙を正面に向けておいてくれているので見ていてすぐにわかる。

本当にしばらく本屋に立ち寄ってなかったので危うく見過ごすところだった。
●ツウになる! 特別塗装機
文句なく楽しい。しかもチャーリィ古庄さん撮影というだけあって写真がどれもきれい。子供の図鑑としても使えるんじゃないだろうか。2018年版として買いそろえておきたい本である。

●世界の空港事典
よくもまあこんな本を日本で出してくれたものである。大あっぱれを上げたい。税込み9,720円である。日本の空港97空港と海外209空港についての解説本である。海外ではこういう年鑑とか辞典本が出版されることはある。まあ英語圏と日本語では市場の規模が違うからしょうがない。本書はそういう意味でも不世出の一冊だろう。

あいにく持ち合わせがなかったので今回は購入を見送ったが、両方とも常備しておきたい本である。明日にでも買いにいこうと思う。
編集 / 2018.11.25 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
関空閉鎖による各エアラインの対応状況について
カテゴリ:  エアライン動向
LCC誘致の成功や貨物拠点化で絶好調だった関空があえいでいる。幸い神戸・伊丹がほぼ無傷である。税関などシステムの移動は不可能に近いかもしれないが、多少手間がかかっても現場のアイデアで乗り切ってほしいものである。

さて現状は国際線がほぼ壊滅状態である。そんな中各エアラインは当然軒並み欠航ではあるが、各社の対応にもそれぞればらつきがあって興味深い。以下はT2での国際線が一部再開した9/8(土)の状況である。関空のHPでは67社の海外エアラインのHPへのリンクがある。うち10数社はリンク先が切れている。リンク先として辿れた50社余りのサイトを見てみると、札幌千歳空港の閉鎖と合わせて関空の閉鎖について触れているのは41社だった。中には日本語のサイトもないエアラインもあったし、わかりにくい場所にリンクが小さく張られていたりするだけのエアラインもあったがおおむね欠航と、変更払い戻しの案内が書かれている。

ざっと見た感じで大手でお知らせが見当たらなかったのは、
Alitalia、Air India、AirCaredonia、Etihad、Air Newzealandなどである。

反対に、他空港への臨時便を出し、そちらへの無償変更を案内しているエアラインも14社ある。
最多は中部国際空港への臨時便対応で、
Air Asia X、Singapore、Tigerair Taiwan、China Eastern、China Southern、Finnair、t'wayなど7社に上る。
Vietnamは名古屋便を787や350に大型化することを発表している。

次いで成田空港への臨時便対応は、
Garuda、Jetstar、China、Malaysiaの5社。

他に、福岡空港への臨時便対応をAir Macau、岡山空港への臨時便対応をHong Kongの各1社。

他に気になるところとしてはLufthansaは関空便への注意項目があるのでコールセンターに問い合わせするようにとだけ書かれておりやや不親切か。各社にとっては、極東の一路線の欠航だが、その日本拠点での現場の対応力が垣間見えるような気がする。
編集 / 2018.09.09 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
5/1~25までの5月分のニュース
カテゴリ:  エアライン動向 / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
世界は広い。5月分だけに限ってもこれだけのニュースがある。新モデル候補となるようなニュースに限ってもほぼ1日1件のペースである。相当気合を入れてチェックしないと追跡しきれない。どこまでできるか解らないが今後はまめにチェックして行こう。今月のモデル候補ニュース。

◆SkyUp Airlines 運行開始
ウクライナのエアライン。2018年4月設立、Boeing 737-800[UR-SQA]にて運航開始

◆Xiamen Airlines 新機材導入
Boeing 737-8MAX[B-1288]、初号機

◆Swoop 新会社
2017年9月27日設立、2018年6月20日運航開始予定。カナダWestjetの子会社。初号機はBoeing 737-800[C-GDMP]。

◆easyJet 特別塗装?(新ロゴ)
France(Bordeaux)を新たな拠点として運航開始、Airbus A320-214[G-EZUH]の機体ににBordeauxのロゴ。

◆EuroAtlantic 新塗装
25周年を記念してデザイン変更

◆Ryanair Sun 運航開始
Ryanairのポーランドの子会社。Boeing B737-800[SP-RSA]にて運航開始。

◆Air Italy 新機材
大型機Airbus A330-200[EI-GFX]を導入。

◆flycana 社名変更・新塗装
Dominica、Dominicana Wingsから。

◆BOC Aviation 新機材納入
8機発注分の初号機Boeing B737-MAX8。

◆TAP 新機材導入
初のAirbus A330neo。まずはテスト飛行用として使用。

◆Air Italy 新機材
中型機Boeing 737-8 MAX 8[EI-GFY]を初導入

◆JTA 特別塗装
Boeing 737-800[JA07RK]"Amuro Jet" 安室奈美恵25周年記念

◆JetBlue 特別塗装
Airbus A320-232 [N603JB] "jetBlue Vacations" 広告用塗装

◆Jetlines 運行開始
2013年設立のカナダのLCC。2機のAirbus A320で2018年上期中に運航開始予定

◆StarLux Airlines 新会社
台湾の新会社、3機のA321neoを導入、2024年までに24機体制の予定

◆Iberia 新機材
16機中の初号機Airbus A350-900[EC-MXV]がお目見え。

◆WestJet 新機材、新塗装 
Boeing B787-9 'Spirit of Canada'。10機の確定、10機のオプション発注中

◆JetBlue 特別塗装 スポンサード
NBA Boston Celticsのスポンサード塗装 Airbus A320[N595JB]に。

◆TACV 新塗装 ★
デザインはIslenska(Iceland) design社。島の自然、家、旗などに因んだデザイン

◆Aeroflot 特別塗装 95周年記念
Airbus A321-211 [VP-BEE]に。

◆Alaska Airlines 特別塗装 "Disney Pixar Incredibles 2"
B737-800[N519AS] に。

◆Austrian 特別塗装 60th Anniversary
Boeing 777-200ER[OE-LPF]に。

◆QANTAS 発注
6機の787-9 Dreamliners追加発注。B747-400後継機。計14機に。

◆Norwegian Air Shuttle 新デザイン
尾翼の人物。Clara Campoamor (1888 - 1972),1931年に女性参政権を獲得したスペインの女流作家、女性政治家。
編集 / 2018.05.27 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
最近の気になるニュース 2018年 新緑編
カテゴリ:  エアライン動向 / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
最近の気になる話題を、このところ追いかけて来なかったが、それでもいくつか話題を拾ってみる。

▼Lufthansa 新CI導入
現行メジャーエアラインでは最古参の一つだったLufthansaが35年年ぶりのデザイン変更である。2世代前のチートライン尾翼分離型、1世代前の単色尾翼独立型から、今回は塗分尾翼連続型への変更となる。常に流行の真ん中を歩んだことになるのではないだろうか。

▼Austrian Airlines 新CI導入
Ausrtrianというと2016年に変更されたばかりである。基本的なデザインは変わらないが、LHと同様、単色尾翼独立型から塗分尾翼連続型に変更された。流行の王道である。

ここで簡単に言葉の説明をしておきたい。単色とか塗分というのは機体だけのデザインを示す。このとき、ロゴやロゴマーク、色は考えない。JALは白の単色、ANAは白/青/水色と腹部の灰の4色、QANTASは白/赤の塗分となる。尾翼独立型・連続型というのは機体と尾翼の地色が完全に分離独立しているデザインを指す。ANAもJALも機体の色と連続しているので連続型である。1世代前のLHやSR、BRなどは機体が白、尾翼だけが白以外という独立型である。
このように機体のデザインというのはそんなにバリエーションがあるわけでもなく、各社それなりにデザインに工夫を凝らし、アイデンティティを確保している。この辺のデザイン考についてはもう少し考えを整理してみたい。
いずれにせよ、王道エアラインの王道デザインなので早晩モデル化もされてくるはずである。発表を楽しみに待ちたい。

▼ANA A380特別塗装機は3色
やっぱりというか意外というか。初号機以外は通常塗装になるのかもしれないと思っていた。それはそれで楽しみだったが、3機という限定数だけに色違いというのもどこかで予想はしていた。昨今身辺で流行りの色違いポケモンのようである。しかしこれは1/500ではモデル化は望み薄な感じがする。3色で出るなら1/1000位でないとマニア以外は手が出ないだろう。まあ、出ないものと端からあきらめておけば、失望も少なくて済むというものである。
編集 / 2018.05.04 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
最近の気になるニュース 2018年春
カテゴリ:  エアライン動向 / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
ピーチとバニラが一緒になる。なにやらおいしそうな話である。

Peach AviationとVanilla Airが2020年に経営統合するらしい。考えてみれば両方ANA系列のLCCなので、何で2社も?というのは以前からささやかれていた。

Peachは現在20機のA320を運航し2020年には35機にまで拡張する計画だった。また将来的には100機体制とし上海あたりをハブの一つとするという構想も発表していた。一方Vanillaは現在14機、今年度中に15機体制になる見通しで、さらに10機のA320neoと3機のA320ceoを発注し、2020年には25機体制となる計画だった。単純に考えれば2020年には60機もの大所帯となる。これで国内と東アジア・オセアニアをカバーするとなると、将来的にはANAとの親子関係も逆転するようなことになるのかもしれない。新生Peachが大型機で長距離路線に乗り出さないとも限らない。日本の高級業界も面白いことになってきた感じである。

で、そんなことよりもコレクターとして気になるのは、Vanillaのモデルのリリースの可能性がどうなるかである。またPeachもこれを機に新デザインに移行しないとも限らない。統合を記念してハイブリッドカラーの新造機なんて就航した日にゃモデルコレクターとしても心待ちにしたいところなんだが。この辺りはまたショップさんの企画にも期待しておきたい。
編集 / 2018.03.21 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
Lufthansaついに
カテゴリ:  エアライン動向 / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
ここ数年エアライン業界動向のモニタリングもすっかりサボっていたので、アンテナンに引っかかってこなかったのだが
、ルフトハンザの塗装が変わるというニュースを当ブログの読者の方からお聞きした。

現行のデザインが1987年というからもう30年経つわけである。しかも前回は機体のチートラインの廃止などもあってそれなりに印象も変わったが紺地に黄色の鶴のマークは基本的に継承されていた。尾翼だけで見るともっと長い歴史があったデザインである。それも変わるかもしれないということのようである。考えてみればHerpaが1/500のモデルを発表したのが1993年である。それ以前からいまだに続いているデザインは数えるほどしか無くなってしまった。

そこでここいらで一発、メガキャリア(死語かなぁ)の現行デザイン歴を整理してみよう。以前電子博物館でも触れた世界メジャー48社のうち、現行デザイン最古参はなんと全日空と大韓航空の1983年である。すでに35年の超長寿デザインとなる。1980年代からのデザインが続いているのは6社ある。Lufthansaはヨーロッパで唯一1980年代のデザインを守り続けてきたエアラインであった。他5社はすべて東アジアで、ANA(1983)、Korean(1983)、Philippines(1986)、Singapore(1987)、Air China (1988)となる。

アジアは保守的なのかもしれないが、なんとなく古くてもいいものはいいという価値観があるのかもしれない。あるいは古ければ古いほど愛着もわいてくるというか。ただ、古いと言っても古臭い感じがあまりしないのも事実ではある。KoreanやPhilippinesは国旗が意匠の一部だし、そもそも国旗のデザインが古さを感じさせることはあまりない。ANAやKoreanでは配色も他に類を見ない独特なもので古さを感じることはないと思うのだが。ただ尾翼に自社コードだけを描くというのも他にはないデザインではある。今の時代に新会社がこのようなデザインを採用したら、もうちょっとひねってよ、くらいの意見が大勢を占めるかもしれない。Singaporeも、いわゆる今風ではないもののノスタルジーと洗練さのバランスが秀逸である。Air Chinaもいかにも中国らしい鳳凰のデザインだが、機体のチートラインの古めかしさをうまくマッチして伝統を感じさせるものになっているように思う。

デザインの変更にはいろいろとエアラインなりの戦略と事情があってのことだろう。
Lufthansaが現行のデザインを採用した1986年は、大量の発注により機材の一斉若返りを開始した時であった。A320/A300-600R、B737-300と相次いで発注しB733の初号機がデリバリされたのが1986年である。こうした新機材導入い伴うデザインの変更が意外に多い。

ANAは、1983年といえばB767が就航した年である。こちらも新機材を機にデザインを一新したともとれるが、1986年に始まった国際線への進出を視野に入れてのことだったと思う。

Sigaporeでの1987年といえばA310が導入中、おそらくは1989年から始まる50機ものB744の発注も明らかになっている頃で、エアラインのさらなる発展を見込んでのマイナーチェンジだったのではないか。実際その後A340、B777、A380と大型機を率先して大量導入し堂々たるエアラインに成長していった。

一方でKoreanairは悲しい背景がある。1983年ソ連戦闘機による大韓航空機007便の撃墜事件である。この事件を機に現デザインに変更された。過去のイメージを払拭し事業を継続するためのやむを得ないデザイン変更だった。

Philippine Airlinesでは1987年の革命を機に経営層も刷新され、新しいイメージでの再出発がデザイン変更の目的だった。

Air Chinaの場合は政変ではなく国家経済の方針によって分離独立したという経緯で現行デザインが採用された。要は設立当初から変わっていない唯一のエアラインということになる。China Southernも同じ経緯で設立されたがこちらは設立自体が1991年と少し時代が下る。

最近では合従連衡や、戦略的な新機材の導入を機にデザインを変更することも多い。最古参のANAもA380導入を契機にマイナーチェンジとかするのかとも思っていたが。2020年の東京オリンピックというのもいい節目にはなりそうな気がする。
編集 / 2018.01.28 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
最近の気になるニュース 2017早春編
カテゴリ:  エアライン動向 / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
前回以降の気になるニュースを。気が付いたときにはニュースを見ていたりするが、新モデル発表によってあとで気が付くニュースも結構ある。

◆Special livery◆Air Transat30周年記念特別塗装機
カナダのAir Transatが30周年を迎え、A330-300[C-GCTS]に特別塗装を施した。特別塗装といってもかなりシンプルで機体前部のホワイトボディから後部にかけて水色でグラデーションをかけ、尾翼に30の記念ロゴがあるだけである。特別塗装とはいえこういう創立記念関係はモデル化したら手に入れておきたいが。Sky500の格好のターゲットになりそう。

◆Founded◆IAGが長距離LCC会社LEVELを設立
機材はA330が2機。バルセロナ拠点に大西洋横断路線を運航する。IAGとしてはBA、IB、Vueling、AeroLingusに続く5社目のエアラインとなる。ホワイトボディに青と緑の2トーンを尾翼から胴体にかけて連続した袈裟懸けに配したシンプルなもので、2色はその名の通り水平に塗り分けられている。

◆Special livery◆EVA Air新サンリオ塗装機登場
3月4日、A333[B-16331]の新デザイン機「バッドばつ丸ピクニック」号が台北-福岡・ソウル線に就航。Hoganからまたモデル化されそうな機体である。

◆Special livery◆Fedexは恒例のパンダ輸送特別塗装機
2017年のパンダ輸送はアメリカスミソニアン国立動物園から、バオバオ(宝宝)を輸送するためのミッションだった。機材はB777F[N885FD]で、2月21日にワシントン・ダレス国際空港から成都双流国際空港への輸送となった。過去のデザインを踏襲したもので機首にパンダの写真が大きく描かれている。この写真がバオバオ自身なのかどうかは解らないが、過去のデザインと似たようなものだし、1回の輸送イベントようだとモデル化は期待薄かもしれない。

◆Delivery◆Korean AirがB787-9初号機を受領
Korean Airが2月22日B789の初号機[HL8081]を受領した。北米、ヨーロッパの長距離路線に投入される。2019年までに10機が就航する予定。A380のキャンセルもあったし今後Korean Airのモデルが発売されるかどうかは予断を許さない。

◆Order◆Air MauritiusがA350-900を2機発注
ALCからのリース導入となる。導入時期は2018年の秋ごろの予定。モデル化もまだまだ先だな。

◆Order◆Juneyao AirlinesがB787-9を5機発注
さらにオプションも5機。同社にとっての初めてのワイドボディ機となる。現在は近隣諸国への路線ばかりだがこの機材導入によって上海から北米、ヨーロッパ、オーストラリア線に路線を拡大させる予定。就航は2020年とのこと。まだまだ先だがモデル化候補である。

◆Special livery◆"Emirates SkyCargo with love"
Emiratesは大型機ばかりを大量に持ち合わせているため特別塗装機の数もはんぱなくなってきた。今回の特別塗装はバレンタインに向けての花の輸送にあわせたもので機材はB777F[A6-EFL]。ナイロビやキトなど赤道地帯や夏場の南半球から世界最大の花の市場であるアムステルダムへ花を輸送する季節便に施された塗装で機首に大きな赤いバラがあしらわれている。風物詩としては面白いが。Sky500の格好のターゲットのような気もするが実現されるか。

◆New Livery◆Air Canadaがデザイン変更
Air Canadaが2005年以来12年ぶりにデザインを一新した。新デザインとはいえちょっと懐かしい感じがする。薄緑の機体から2世代前のホワイトボディに回帰する。しかも尾翼は黒に、赤丸に囲まれたメープルリーフ。以前は濃い緑だったので全体的な印象は驚くほど似ている。カナダ建国150周年を記念したものらしい。エアカナダ自身も2016年で創立80周年を迎えている。デザインはカナダのWinkcreative社。まずは新規導入のB787-8[C-GHPQ]でのお披露目となった。これは近々Herpa辺りから出そう。

◆Order◆Singapore Airlinesが20機のB777-9と19機のB787-10を発注
Singapore AirlinesはB787-10のローンチカスタマである。すでに30機のB787-10を発注済みだった。一気にまた機材の一新を図る事になる。2020年代の代表的な機材になるだろう。ただし、これもまた機内販売限定となるんだろうか。

◆Delivery◆Iran AirがA330-200初号機を受領
新機材の大量発注分のデリバリが始まっている。その中のワイドボディ機としては初のA330-200EP-IJA[EP-IJA]が3月10日デリバリされた。嬉しい事に旧来のデザインのまま。うーんHerpaかSky500どちらでもいいから早くモデル化してほしい。

◆Order◆韓国新LCCのK Air Airlinesが8機のA320を発注
K Airは清州を拠点とするLCCとなる予定で日本にも乗り入れを表明している。ちょっと乱立気味と言えなくも無いが新会社飛来は純粋に楽しみである。なんとか韓国LCCモデルを取り揃えて行って欲しいものだが1/500では難しいかなぁ

最後に国内の話題を。
◆Special livery◆JTAが新ジンベエジェットを就航予定
ジンベエジェットと言えばピンクのジンベエが未モデルだが、新しく導入されるB738にも同様に2色のジンベエジェットが出現するらしい。今年の11月から来年にかけての登場とされる。ピンクジンベエモデル化のリベンジなるか。JAL系なのでちょっと期待したいが。

◆Special livery◆ANAのA380、特別塗装機は空飛ぶウミガメ「FLYING HONU」に
ウミガメですかぁ。そうきましたかぁ。と言う感じ。HONUはハワイの現地語でのウミガメをさすとの事。空飛ぶ亀とはガメラか堀ちえみくらいしか思い浮かばない(若い人はググってみて下さい^^;)が、何ともどでかい亀になりそうである。デザインは東京の増岡千啓さん。ハワイに所縁のあるウミガメでもあり、なかなかいいデザインえだる。実機よりもモデル映えしそうなデザインである。3機が同じものになるか色違いになるかなどは未定との事。東京が拠点と言うことだが関空や他の空港にも飛来するんじゃないだろうか。ただモデル化はどうだろう。1/500はこれも期待薄だなぁ。
編集 / 2017.03.25 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
最近の気になるニュース 年末から
カテゴリ:  エアライン動向 / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
不定期ニュースウォッチ。新モデルに関わるようなニュースだけを独断で振り返ってみたい。ここ数ヶ月ニュースチェックサボってたなぁ。その間にも動きが結構あったようだ。今回のリサーチでのトップニュースはIran Airの大量発注である。おりしもF100のモデルがHerpaから発表されたが、今後Iran Airモデルが目玉の一つになる事はまちがいない。昨年末からのニュースをまとめておきたい。

◆RETIRE◆ FinnairがA343を退役へ
A340-300の最終フライトは2017年1月31日の成田=ヘルシンキ線だった。機材は OH-LQE。11年間の活躍に終止符。

◆DELIVERY◆United AirlinesのB777-300ER初号機受領
21/12/2016年12月21日に初号機N2331U(固有名:“New Spirit of United”)を受領。ニューヨーク=香港線に投入予定。全部で14機が導入され、B747-400が2017年中には全機退役する。

◆DELIVERY◆Iran Airが早くもAirbus発注初号機A321を受領
2017年1月11日デリバリ。今年中に大量導入の予定。

◆DELIVERY◆VIM Airlines A330-200初号機を導入。
ロシアのVIM Airliinesが2016年12月23日A330-200初号機を導入。ダブリンの塗装工場で塗装を終え、ダブリン=ウリャニャルスク線に就航。したレジはVP-BDV。同社はB772も5機所有している。この後のモデル化が期待されるエアラインである。

◆ORDER◆Iran Airがエアバス機100機を注文
アメリカなどの経済制裁解除を受けて大量発注。ただしまだアメリカの認可が必要らしい。内訳はA350が16機、A330シリーズが38機、A320シリーズが46機で、一事噂されていたA380の大量発注はキャンセルされた模様。

◆DELIVERY◆LufthansがA350-900初号機を受領
2016年12月21日受領。レジはD-AIXA。こちらは既にHerpaがモデル発売済み。

◆DELIVERY◆ANA、A320neo初号機受領
37機発注しているA320シリーズの1機。うちA320neoは7機、A321neoは26機。残り4機はA321ceo。A380の導入と合わせて日本でもAirbusの存在感が増してきた。ただモデル化は期待薄だなぁ。ANAとしては小型モデルには消極的なようである。まあ企業風土とか担当者のカラーが昔とは完全に変わってしまったようなので、これもしかたのない所か。

◆TAKEOVER◆LufthansaがBrussels Airlinesを完全子会社化
子会社化したあとも大型機による長距離便は存続させるようだが、いづれはヨーロッパ域内の運航を受け持つEurowings Groupに統合していくようである。ブランドが消えるていくくのは寂しいがこれも時代の趨勢である。ヨーロッパでは統廃合によって市場の食いあいが熾烈になってきている。

◆ORDER◆Air TanzaniaがB787-8 を発注
発注数は1機。ンゴロンゴロ国立公園など世界遺産を抱える一大観光地である。最近新機材の導入を進めている。ここにも発展著しいアフリカの地がある。これはモデル化を待ちたい。

◆ORDER◆Iran AirがBoeingに80機注文
50機のB737 MAX 8に加え、15機ずつのB777-300ER、B787-9を発注。ただし、アメリカの入国禁止への反発が高まっている中、イランがこの発注をどう扱うかわからない。

◆DELIVERY◆South African Airwaysが初のA330-300を導入
初?とおもったがA340とか332は所有していたということだった。2016年12月1日に初号機ZS-SXIを受領、同月中に計3機のA333が導入された。離陸最大重量を引き上げたMTOWタイプで長距離路線を中心に投入される。

◆DELIVERY◆Air FranceがB787-9初号機を受領
2016年12月1日、AerCapからのリース導入となる。レジはF-HRBA。今後B789を30機(うち12機をAerCapからのリース)、7機のB781を導入する予定。Herpaからのモデル化が発表済み。

◆RETIRE◆IberiaのA340-300が退役へ
既に最終フライトを終えて入るもののバックアップ機材として保管されている。最終定期便は2016年11月14日ボストン=マドリード線だった。機材はEC-GUP。ただ同社にはまだ17機ものA346が在籍中ではある。

◆NEW LIVERY◆Kuwait Airwaysが新塗装B777-300ERを受領
受領したのは9K-AOC。1993年から続いていたデザインを一新した。今後10機までB773を導入する予定。リゾートエアラインのようなさわやかなデザインで、これまたモデル化が楽しみな機材である。
編集 / 2017.02.05 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B77W
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
●:新製品発表モデル
★:発見次第即買いの幻のモデル
■:既集モデル
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談も基本的に「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・エアライン歴史について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理

・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材、軍用機などは資料すらない。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入またはリース導入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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