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トランプ去る
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
朝から蒸し暑い一日であった。どうするかなぁ。AF1の上りを狙いに行くかなぁ。晩さん会はソウルということだし、トランプさんの最終日の予定は1130米中首脳会談のあとは1305トルコ大統領との会談とあった。午前中に出かけて駐機中のAF1をさっと撮って終わりにするか、午後イオンモールの屋上から狙うか。うだうだ考えている間に午後になってしまった。1300出かけてみるかとカミさんを誘って、まずは下川原公園へ。警官の姿が多いが、おおっ公園に通じる土手道は規制されていない。素早く侵入し、ハザード点灯し10数秒程度でまずは2機を収める。
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主役を無事ゲット。これで帰ってもいいのだが、せっかくなのでイオンモールを目指すことに。カメラを双眼鏡代わりに、助手席のカミさんに渡すとなかなか味のあるショットを撮っていた(間違ってシャッターボタンを押してしまってたらしい、ズームもいじってしまったと騒いでいたが)。メタリックの下腹への映り込みが素晴らしい。金網越しのAF1が警備のものものしさを醸し出す。同時に当時の空模様を狙った情景写真。
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北縁道路は北向きが大渋滞であった。こりゃ帰りは別ルートだなと思いながら車を進めていくと、おおっ土手がすでに黒山の人だかりではないか。うーむ、地上のお姿は収めたのでイオンモールか橋の上で待機し、上りを狙うことにしまずは屋上駐車場へ。ここもマニアで人だかりである。せっかく来たので土手まで歩く。15分ほどで到着。うっすらと日が照っているのでかなり蒸し暑い。ここは地元兵庫県警の管轄である。暑い中防弾チョッキ着用での警備、本当に頭が下がる。奥に駐機していた2機(737と757)もようやくクリーンなお姿を拝見できた。
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さてどうするか。この位置ならばタキシング開始してそのショットを確保してからイオンモール方面へ向かい途中で振り向きざまに上りを拝見した方がよさそうだ。1400土手で離陸を待つことに。暑い。TVクルーもいるが明らかにトランプさんよりもマニアが取材対象のようである。1430既にすべてのスケジュールを終えていてもおかしくはない。じりじりとして待つ。1500カミさんの友達から、いま記者会見やってるよとの通報が。なんとまあじゃあまだまだではないか。
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ちょっと周りを観察してみる。誕生間もない赤ちゃんと2歳くらいの女の子を連れた若いお母さん。よっぽど好きなんだなぁ、子供たちもおとなしい。みんなすごい装備だなぁ。200mm、300mm、500mmなんてレンズが並ぶ。最前列の叔父さんは最前列なのに身長より高い三脚と脚立の上に立って待機している。土手の上なのに逆に不安定なんじゃないんかな?学生の集団はイオンモールから三脚を買い出ししてきていた。さすが若いだけあって行動力が違う。ITM GRDでは通常通りの業務を進めている。全然来そうにない。天気予報では1700から雷雨との予報が出ていて南西には黒い雲が近づいてきている。
1700ITM GRDが各社のプッシュバック要求に対してVIP対応のため待機を指示し始めた。VIP到着遅れと言っている。AF1との交信も始まった。おおっ、いよいよもうすぐかぁと思いきや、1718ようやく大阪のホテルを出たとのニュースが。早くてもあと20分だなぁ。1740ヘリが2機近づいてきた。来たーっ!周辺が一斉にざわつく。何が?目を凝らしてみると黒塗りの車列が。どんどん増えてくる。あれだけ全部乗せるんか?まだ時間かかりそうやん。雨雲との競争である。後ろの学生が超望遠で金髪の叔父さんを捉えたらしい。
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あの場所はプッシュバックは不要のはず。滑走路は14R?周辺から落胆の声。まあいいではないか。土手の人だかりを見て、ちょっと見せつけてやろうかとのサービス精神だったかもしれない。久々の伊丹4発機である。最前列のカメラマンの隙間かをかいくぐりじっくりとお姿を堪能したのであった。
主役はやっぱり29000(VC-25A)。1990年12月に就航し機齢は30年以上。右に左にとまさに大女優のファッションショーのようである。離陸後右旋回してほどなく雲の中に消え去っていった。
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続く随伴機は90015(B757)。2010年8月に納入された機体だが元々は1991年5月にチリのLadeco Airlinesにデリバリされた機体。9機中の5機がこうした中古機の導入である。こちらも同じ経路で離陸していく。
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このころから雨雲が近いのかどんどん光量が落ちていく。ここでようやく民間機のプッシュバックの許可が。1時間以上待っているんじゃないだろうか。
3番目は10040(C-40)。2002年12月納入。B737系の政府専用機は11機でその中の1機。こちらはプッシュバック後しばらく待機。
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最後は90004(C-32A)。1990年11月納入のVIP専用機。生粋のVIP専用機のB757としては4機あるが唯一ウィングレット装備である。こちらもプッシュバック後しばらく待機。
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いよいよ雨雲が近づいていたので3機目以降の離陸を見ることなくイオンモールへと退散。直後雨が落ちてきた。さらに駐車場から出るまで1時間もかかって2015帰宅、ちょっと見に行くつもりが一大イベントになってしまった。
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編集 / 2019.06.30 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
本番 序章
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G20である。台風も接近している。というわけで自主的に早引きを決め込んだ。
だれがいつどちらの空港に向かうのかの情報はこの際関係ない。行けるとしたら伊丹だけなのだから。行けばなんかいるかもしれんではないか。15時一旦帰宅後まずは伊丹空港へ。ターミナル前は北海道県警の皆さんが豪雨の中検問されていた。お勤め本当にご苦労様である。ターミナルの展望デッキは閉鎖とされているのでそのまま下河原公園方面へ向かってみる。滑走路北縁の道路は通行できるようだ。公園は当然閉鎖されていたが公園に通じる土手道は通行できる。そこで一旦停止し、土砂降りの中、かすむ機影を車内から手早く2機納めた。
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航空自衛隊のGulfStreamである。いたのはその2機だけ。うーん、やっぱりみんな関空かぁ。北縁道路を通って伊丹方面へ。と、やっぱりいました、エアフォースツー。ただ流石に北縁道路では一時停車もできずそのままスルー。土手には徒歩と自転車で駆けつけたマニアの方々が土砂降りの中、何かをお待ちであった。念のため伊丹イオンモールの屋上駐車場へ。あーかすかにエアフォースツーらしき影がみえるが、ほどなく豪雨となり真っ白にかすんでしまった。なんとかエアフォースツーを間近に見たかったがさすがにガードが固く、やむなく帰宅。

1730、関西ローカルの情報番組はG20と台風関連ばかり。今朝から要人が続々と関空に飛来と告げていた。問題はその次。伊丹使用はアメリカだけ、特別扱いするとのこと。しかも19時ごろ到着というのである。なんですとー?外を見ると雨が上がって何やら薄日もさしている様子。神様の采配か。さてどうする?空港方面は厳しい。千里川のコンビニも渋滞が予想される。アプローチを狙うなら新大阪から三国、森友学園あたりなら十分間に合う。再度車を走らせる。走らせながらどこで待ち受けるかを吟味する。駐車場があって見晴らしのよさそうなところ…うむ、阪急三国駅前に駐車して神崎川から狙うという渋い作戦を思いつく。この画角はいつも通勤電車から見ている。とここで財布とエアバンドラジオを忘れたことに気付いた。何たる…どうしようか、取りに戻っている時間はない。あのあたりで1時間ばかり車を止められる場所…おおっニトリがあった。そこの駐車場からでも狙えるではないかと素早いリカバリープランを思い付き早速向かう。週末には込み合うニトリがガラガラである。よしよし、と、ありゃー?いつの間に?というか周辺は思いのほかの高層マンションが林立し視界が全然効かない。
ええい、普段ごひいきにしているニトリさんである。小1時間ばかりは目をつむってもらうことにして神崎川堤防に歩いて向かう。こんな渋い場所を思いつくのは私くらいのもんではないかと高をくくっていたが、阪急宝塚線の高架下にはすでに2,3名のマニアの方が。なるほどここは雨も防げるしまずまずではないか。
「こんにちは、トランプ機ですよね」
「ええそうですよ、もうすぐ来そうです」
聞かずもがなの質問に気さくに答えていただいた。
目の前の歩行者専用橋をみると10名程度のお仲間たちの姿が。なんでも高架下で皆さんの荷物番をしながらそこでAFOを待ち構えるそうである。異様な雰囲気に帰宅途中の一般主婦の方が
「なにがあるんですか?」
そりゃそうである。伊丹が閉鎖されていなければわざわざここで待つマニアもいないだろう。事情を知って若奥様も急遽トランプ待ちの列に加わったのであった。

JAL3005便がアプローチしてきた。高架下からだと川向こうの巨大マンションから飛び出してくるようになる。突然の出現に慌てふためくのではないかと考えていたところ、橋の上の方が手で合図をして下さるとか。
日が落ちてどんどん暗くなってきた。
「日暮れ時なのに(定期便が)全然降りてこないですね」
「そういえばそうですね。ということは、いよいよですか」
「そのようです」
奇妙な緊張が3人を包む。
そしてその時は来た。1845、予想よりちょっと早い。ここまでなんとなく高架下で待ってはいたのだが、橋の真ん中位に行かないと後追い写真が撮れないことに気が付いた。
「ち、ちょっと橋のほうまで行ってきます」
「どうぞお気を付けて」
何処までも親切なマニアの方と、にわかトランプファンの主婦を後にして駆け出した。視界が開けたが肝心の飛行機のライトが見えない。と思う間もなくいきなり雲から飛び出してきた。うわっ。慌てまくって、あーもしよう、こうもしようと考えていたのが結局普段通りのAI任せとなった。露出調整したかったのに。
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粒は荒くピントも甘いがあの暗さとスピードである。まあしょうがないか。後追いぎりぎりショットが一番お気に入りである。これが現行AFOの見納めとなるんだろうか。芦屋から来たマニアの方にお礼を言って意気揚々と帰宅したのであった。
編集 / 2019.06.27 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
前触れ?(2)
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もう23時過ぎである。
というのに伊丹から、しかも14R使用で、しかも3機も連続で離陸して行った。

輸送機かなぁ。軍用機にしてはかなり静かだったが。
FR24にも映らない。

いったい何なんだろう?あれは?
編集 / 2019.06.25 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
前触れ?
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
先週日曜日だったか、午前中出かけて昼過ぎに帰宅した時に、カミさんが「今日の飛行機めっちゃウルサイ!」と言っていた。まあ曇っていたり風向きによってはうるさいこともあるだろうとあまり気に留めなかった。
翌日、本ブログの読者の方が大阪に来られた時に、たまたま伊丹に立ち寄られてそれを目撃されたとの情報に接した。なんと米軍のC17 Globemasterが飛来したというのである。
想像するに今月末のG20の警護や要人移動のための機材運搬が目的だろう。ということはエアフォース・ワンは伊丹に来るのか?来週の木曜日は伊丹・関空・神戸とどこにいつだれがどんな機材で飛来するのか予測できないが、土曜日伊丹周辺では離陸位はお姿を拝見できるかもしれない。
編集 / 2019.06.21 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
時空旅行
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
身内が病に倒れ、ここ数日あわただしい日々が過ぎた。予断は許さないものの、今は病状も落ち着いているので。日々緊張感は残しつつようやく日常生活のリズムを取り戻しつつある。そんなこんなで街中に出かける余裕もなかったのだが、ふと立ち寄った書店で見つけてしまった。

こんな本をよく日本で出版していただいたものだと思う。昨年来国会図書館にまで足を運んで古い時刻表を探していたものだが、新刊として出版されるとは思わなかった。古い空港時刻表ではなく各エアラインの時刻表コレクションである。どれも貴重なものばかりである。関連して掲載されている当時の空港のの写真もかなり珍しい。特に戦後間もないころの羽田空港のカラー写真は出色である。
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この手の情報が書籍として出版されるのはこれが最後かもしれない。資料提供者並びに出版社に最大級の賛辞を送りたい。
編集 / 2018.12.29 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
24号騒動記
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
台風の襲来である。今回の24号は前回21号と同等かそれ以上になる恐れがあるという。21号では物の飛来が多く本当に怖い思いをしたので、この週末は台風対策に忙殺されていた。

わがマンションは6階建てであるが我が家はその5階、南西端である。周辺は一戸建ても多く、21号で瓦やスレート屋根が吹き飛んだ家が多かった。その破片が飛来するのである。火縄銃の初速は330m/sらしい。風速50m/sはその1/6に満たないが飛んでくるものの大きさが違う。小石程度なら擦り傷で済むが数mもの看板や屋根が当たると致命傷になる。「外に出歩くな」という意味が初めて判ったが、ニュースでは「看板が飛ばされる」など、物損被害を思い起こさせる表現しかしない。凶器が飛び交うので出歩くな、とそういうことなのである。

今回の24号は南を通過したので、幸い京阪神ではそれほどの被害はなかった。が、21号に恐れをなしていたわが身としては念には念を入れて、初めてガラス窓にガムテープで飛散防止の米の字を描いていったのである。北風の吹き返しで裏の一軒家の瓦が飛び込んで窓ガラスを突き破った日には、無防備に放置しているコレクション群が一瞬で風雨にさらされる危険もある。何としてもそれだけは避けねばならない。

それはさておき、風雲急を告げる土曜日の昼。東風が吹いているのに伊丹は順行離発着だなぁとぼんやり眺めていた。追い風なのになぁと思っていたら、伊丹上空を低空でフライパスする787が。そのまま着陸せずに高度を上げていく。ゴーアラウンドである。早速FR24で後を追う。NH23便であった。一旦かなりの上空に達した後、和泉山地を超え奈良盆地に入ってからの再アプローチである。10数分後無事着陸。そのあとを間を置かずに後続のNH25 便が黄色のB722で着陸してきた。ベランダから眺めるだけでも台風接近前のあわただしい動きが見えるようであった。逆行だったらとるものもとりあえず空港に出かけたんだが…

翌日曜日。普通にまだ飛んでいる。しかしながらまたしても順行。ATISを確認する余裕もなく、ベランダのすだれを片付ける。まだそんなに追い風が強くないんだろうか。襲来は夜とのことなので前回と違って余裕で飛んでいるんだろうなとしか思っていなかったが、一息ついてITMのフライト情報を見てみると1255熊本行きを最後にすべて欠航となっているではないか。いやそんなはずはない1500を過ぎても頻繁に離陸していくのを眺めていたのである。避難と翌日の機材繰りのためのフェリーフライトだったのだろう。逆行じゃなくてもそんな空荷のフライトを見に行ってもよかったなぁ。そんなときのコールサインはどうなんるんだろうか。

台風一過の今日も風が強い。今週末にはまた25号が来るかもしれないとのこと。この処週末がことごとくつぶされていく。
編集 / 2018.10.01 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
関空復興に向けて(1)
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
台風と地震で日本の主要玄関口のうち2か所も同時に運航停止となった。台風による一時的な複数空港閉鎖はあったが、国際線の多い基幹空港のしかも複数の長期閉鎖は初めての事態ではないだろうか。幸い新千歳は停電の復旧により運航を開始しているようだが関空についてはまだまだ時間がかかりそうな感じである。

以下時系列に取りまとめて行きたい。
9/4(火) T1、1期島など冠水により関空閉鎖、島内停電8,000人が取り残される
9/5(水) 深夜までに島外への避難(泉佐野へのバス輸送、神戸空港への高速船)
9/6(木) 1期島排水開始。T2を利用し翌日からの部分的な運航再開を発表
9/7(金) T2にてPeach、JAL国内線の一部19便が再開
9/8(土) T2にてPeach、ANA国際線の一部14便が再開、Fedexが国際貨物線の一部を再開
9/9(日) T2にてSpring Airlines(春秋航空)国際線が再開

来週からT1での運航再開と言われているが実際どこまで回復するんだろうか。関空やタンカーの船長の対応に批判が高まりつつあるようだが、現場での実態をよく判らない外野が騒いだところで状況がよくなるわけもない。災害が想定外なのはある意味当たり前。それに備えるには普段からの費用対効果についてもコミットする必要がある。予想しえない災害にコストをかける勇気は普通はそうそうないし、あったとしても評価はされないだろう。仮に防波堤を4mにまでかさ上げして何事も起こらなければ「今回の台風は大したことなかったね」で過ぎてしまうものである。備えはもちろん重要だが100%はあり得ない。

被害の大小は、起こってしまった時の現場の対応力にかかっていると思う。損傷のなさそうな片道を使ってすぐにでも退避を始めるべきなどと、現状を知らないしたり顔の評論家もどきが素人の思い付きレベルのことを言っていたが、今回の場合停電により関空島内では外部はおろか島内での情報連絡すら不十分だった可能性がある。連絡橋の強度はどうか、誰が動けそうか、対岸の被害はどうで受け入れ態勢ができるか、バスの運転手の手配は可能なのかなど確認・連絡・手配に必要な通信手段が電源と共に極端に制限されたとき正確な判断は誰ができるだろうか。社長や首長ではなく現場の判断で動くしかない部分も多くあったんだと思う。現状復帰と合わせて次回の同様の災害への教訓としての振り返りこそが重要なんじゃないかと思う。

タンカーの船長の判断にしても判断ミスや注意不足、あるいは機器能力不足があったのかもしれない。が、陸揚げ前の燃料満載の状態で関空の周辺に停泊しそれこそ端に激突していたら…もしかして連絡橋全線吹っ飛ぶくらいのことが起きたかもしれない。できるだけ早く荷揚げし、湾内に避難という判断をしたのかもしれない。で、予報よりはやや早めにやってきた台風のため空港外での沖止めには間に合わなかった。できるだけのことはやったうえだったがそれを判断が甘いと言われればどうだけど…のが真相かもしれない。これまたローカル局のアナウンサーだかコメンテーターが台風に大阪湾に沖止めするなんて信じられないなンてこと言っていたが、嵐の際は接岸していると岸壁にぶつけたり高潮で湾岸の施設に乗り上げたりする危険を避けるため、沖止めするのがセオリーである。裏取もなしに素人に思い付きをはなさせるのはある意味災害時のデマ情報の拡散である。

いろいろな判断ミスがあっての被害だということだろうと思うのである。プロがその場での判断で結果的にミスしたのなら、素人がその場でどれほどのことができただろうか。プロの技、人知を超えるのが自然災害である。様々な雑音にめげず、そんなプロの力を防災だけではなく復興の力にも発揮してほしい。
編集 / 2018.09.09 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
炎天下の伊丹、早々に退散
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
空港まで散歩でもするかと着替えていると、すでにかなりの気温。ここで歩く気が失せてしまって、車で伊丹空港公園に向かう。向かう途中にいつもとは逆方向の14の使用であることがわかる。逆方向というのはここ数年立ち会っていないなぁ。到着と同時にJALが飛び立っていく。慌てて後ろ姿をパチリ。
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次いでJALのE145が着陸。何やらごちゃごちゃと派手な機体だが、USJミニオンジェットだった。ついで無地のJAL。ここでしばらく離着陸が途絶えたと思ったら、なんと通常の32利用に戻ってしまった。あまりの炎天下に着陸機を数機お迎えしただけで退散してしまった。
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編集 / 2018.07.01 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
伊丹ターミナル1次オープン
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
伊丹空港ターミナルがリニューアルオープンしたというので早速出かけてみた。しかーし、なんとデジカメバッテリーの充電を忘れていたため、数枚しか写真に収める事が出来なかった。

初夏の陽気のなか自宅から徒歩40分。今回はJAL側から侵入する。
旧JAL到着口は当然閉鎖。ここは到着口専用建屋だったので周辺はがらんどうである。移転の張り紙も真新しい。バスチケット売り場の前の広場も何もない。この広大な空き地、将来何かに化けるんだろうか?
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JAL手荷物検査場から、今回リニューアルオープンされた新設の中央到着ロビーに向かう。土産元店は縮小され、飲食店街となっている。オープン後初の週末、しかもお昼時ということでかなり混雑している。そのまま屋上へ。中央ターミナルの屋上は、滑走路側は店舗専用テラスとなっていて入れない。そのままANA側の展望台へ。まだ一部仮設通路となっていたが、以前よりかなり滑走路側にでっぱりができた。写真は旧展望台最前列付近から撮影した新設展望台である。日除け、雨除けの屋根ができたのはなかなか気が利いている。当然人気も高くいつも満席である。以前の展望台に比べると、屋上緑化の施設が新設され、横幅で1/3程度の広さとなり、手すり付近の最前列はほぼ満員となりそうだ。
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ANA屋上からJAL方面を見る。ワイヤーが張り巡らされていて飛行機撮影にはかなり厳しい。ちょっと前にかがみこんでレンズをワイヤーの間に差し出す必要があるが、体勢が不安定になるので長時間撮影すると腕が疲れてきそう。すぐ前が新しい中央到着ロビーの屋上となる。その向こうにJAL屋上が見える。ANA屋上よりやや後退していて、ANA側のほうがより飛行機に近くまで寄ることができる。
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ANA屋上から増設デッキを振り返る。このように展望デッキが凸状になっている。その分がJAL屋上より出っ張っている感じである。奥に見えるのが屋上緑化部分。ターミナル壁面に青系のカラフルな構造物が見られる。JAL側はひょっとして赤系統なのか?撮影位置足下の側壁面は後で見ると窓もない白い壁面だった。将来レゴでの再現はなかなかタフな構造である。
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最後に共同到着口。到着便を占めずボード。JAL系とANA系が混じって表示されるのがなんとも新鮮である。待合からターンテーブルがガラス越しによく見える構造。ガラス越しでは7番まで確認できたが。
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GW前なのでそんなに人が多かったわけではない。が、到着ロビーは元の構造を引きついでいるため天井が低い。吹き抜けも2フロア分だけで、中央にエスカレータがあるので余計狭く感じる。実際のフロア面積から考えると不足はないのかもしれないが、関空の国内線到着ロビーを想像していたので、かなり狭く感じた。到着ロビーからモノレールに向かう通路もどどんと旧中央ターミナルビルの部分がそのまま残っているので、2本の狭い通路がある印象である。到着便待ちの椅子もあまりなかったような記憶がある。夜の最終便が重なる時とか修学旅行生の到着時はかなり混雑するんじゃないだろうか。
編集 / 2018.04.21 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
70年代の伊丹乗入れ状況~ついでに羽田も
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
先々週の出張にて、国会図書館で待望の航空時刻表を閲覧することができた。貴重な70年代の時刻表である。時刻表はSky航空時刻表からスカイ航空時刻表となり、一部未蔵もあるが1970年3月号から1977年7月号までの時刻表が保管されている。
この前後の大きな時代背景としては、
1970年 伊丹空港 新ターミナル、第二滑走路供用開始
1972年 日中国交回復
1973年 大阪空港騒音訴訟
1975年 ベトナム戦争終結
1978年 成田空港開港
で、高度成長真っ盛り、東アジア地政学の大きな変動期でもある。

s-70年代乗入れエアライン
ということなので実はもっとダイナミックなダイヤの動きがあったのではないかと思っていた。69年と70年ではまた大きな変化があったのかもしれない。この辺は今後のリサーチを待つしかない。夏季スケジュールを中心に大阪空港乗入れエアラインと機材を確認していく。時代の趨勢の結果以下のような動きが見て取れる。
・Vn(Air Vietnam)が'75.8には運航停止。
・'72.8 ML(Malaysia-Singapore Airlines)が乗り入れたものの、同年10月にSQ(Singapore Airlines)が分離独立しMLに代わって乗入れを果たしている。
・また同年よりAI(Air India)が新規乗り入れを果たしている。
・台湾のCI(China Airlines)は、日中国交樹立に伴い'73まで、代わって'75年からCA(Air China)が乗り入れている。
・それに伴ってEG(Japan Asia Airlines)が台湾線を引き継ぐ形で'75年9月から運航を開始した。
・この当時はまだPA(PanAm)が健在。
・70年代諸島はCV880が、その後急速にB707が台頭してくる。DC-8は劣勢もJL、KE、TGで存在感。特にJLの長胴型が目立っていたことだろう。
・KEではYS-11が、TGでは70年にCaravelle(時刻表ではCARANとの記述)なんてのが乗り入れていた。
・BA/AF/LHの三羽烏が不定期に見える。特にAFは福岡経由東京行となる時期もあったようである。

せっかくなので羽田への乗り入れ状況についてもメモしてきた。
・'77年には一足早く北米、アジア中心にB747での乗り入れが相次いでいる。ただヨーロッパ系はC10での乗り入れが多い
・RG(Varig)、UT(UTair?)、PK(PIA)、SX(Sempati)とかCP(CP Air)などのエアラインの乗り入れが珍しい。
・SU、UTのIl62が珍しい。CXではこの頃からL-1011が登場している。
編集 / 2017.06.03 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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プロフィール

ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B77W
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
●:新製品発表モデル
★:発見次第即買いの幻のモデル
■:既集モデル
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談も基本的に「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・エアライン歴史について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理

・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材、軍用機などは資料すらない。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入またはリース導入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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