アンセット・オーストラリア航空 B747-300 (Herpa)
カテゴリ:  オセアニア / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
Ansett B743 HW1996アンセット・オーストラリア航空 Ansett Airlines of Australia (オーストラリア)
ボーイング Boeing B747-300


Herpa Wings OG (1996)


アンセットとは1935年の飛行家にして創業者であるReginald Miles Ansettに由来する。日本では関空開港と同時に乗り入れ関西に馴染みのエアラインだった。1950年代後半、国内のエアラインを買収し規模を拡大させた。1990年には規制緩和を受けて国際線に進出したものの投資がことごとく失敗、起死回生のシドニーオリンピックへのスポンサーとなったことも経営を圧迫した。その後9.11のテロやLCCの参入などで急速に経営が悪化、ニュージーランド航空の資本を受け入れ子会社となった。しかしそのニュージーランド航空もアンセット航空の負債を支えきれずついに2002年突然に運行を停止してそのまま消滅してしまった。
同社のB747-300は1994年から95年にかけて3機、最盛期の1997年には5機のB743がシンガポール航空からリースされていた。シドニーオリンピック前の1999年には全機リースバックされ、代わってB747-400が2機リースされている。

ANSETT 1990s V2ホワイトボディに濃色の尾翼。これ以上無いというシンプルさだが濃紺の中に反対色の黄色が飛び出してアクセントとなっている。尾翼の黄色いマークはエアラインの頭文字を表し、黄色はオーストラリア大陸の砂漠を、背景の青はオーストラリアの空と海を表す。黄色いΛを挟んで微妙に青の濃さが異なるのはそのためである。オセアニアのエアラインと一目でわかる南十字星の配置も絶妙で個人的にはお気に入りのかなり上位の部類に入る。1994年に採用されたこの新デザインはB747-300での国際線への拡大をキッカケにしたものでアメリカのデザイン会社によるもの。機体前部のロゴも大きすぎず小さすぎず絶妙のバランス。

モデルは1996年とごく初期にHerpaから発売されたもの。OGながら全体的なバランスがとれているように見えるのはB747-300だからか。コレクションとしては2機目である。初号機は友人の新婚旅行での搭乗記念に進呈してしまった。当モデルは今では取り扱っていない梅田キティランドにて売れ残っていたのを購入したもの。

    History                 Fleet
    1936 Ansett Airways
    |
    1946 Ansett Transport Industory
    |← 1957 Australian National Airways(ANA)
    |← 1959 Airlines of South Australia
    |← 1959 Airlines of New South Wales
    |                   1964 B727-100
    1968 Ansett Airlines of Australia
    |
    |                   1991 B737-300
    |                   1991 B767-200
    |                   1991 A320-200
    |                   1994 B747-300
    |                   1999 B747-400
    |+1987 Ansett New Zealand
    └→ 2000 Air New Zealand
    |
    × 2002

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編集 / 2010.05.31 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
アメリカ空軍 VC-25 (Herpa) エア・フォース・ワン
カテゴリ:  北アメリカ / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
USAF AF1 B742 HW1998 82-8000アメリカ空軍 エア・フォース・ワン USAF Air Force One (アメリカ)
ボーイング VC-25
82-8000
エア・フォース・ワン(アメリカ大統領専用機)
Herpa Wings OG (1998)


文句なしに世界最大のアメリカ空軍は第二次世界大戦後の1947年に独立した。それまでは陸軍の所属である。"エアフォースワン"はアメリカ大統領座乗機のコールサインで、正確には乗っていないときにはエアフォースワンとは呼ばれない。ただ慣例的に大統領専用機がエアフォースワンと呼ばれることが多い。82-8000 は1990年8月23日に導入された。日本の政府専用機と同じく2機で行動を共にすることが多い。因みに副大統領が搭乗するとエアフォースツーと呼ばれる。

UASF AF1デザインは707時代から変わっていない。今やレトロなチートラインに尾翼には同系色でジェット機を表現するウィングがあしらわれ、星条旗が描かれたシンプルなもの。色合い的にはアメリカ空軍のエンブレムの一部と似ているが詳細は不明である。機の性格上目立たせる方がいいのかどうかわからない。

モデルは1998年Herpaから発売された。尾翼に白い部分が大きいと黄変が目立つ。最近Herpaは金型の変更(共用?)を進めていて尾翼も金属製+塗装のものになってきたのでこのような事態にはならない。昨年IFから同機が発売されたがまだ購入していない。軍用機だと言うことで購入優先順位を下げている。

    History                Fleet (Original)
    1907 Aeronautical Division
    1917 USAAS - United States Army Air Service
    1926 USAAC - United States Army Air Corps
    1941 USAAF - United States Army Air Forces
    |                  1943 C-87A (B-24)
    |                  1944 VC-54C (DC-4)
    1947 USAF - United States Air Force
    |                  1947 VC-118 (DC-6)
    |                  1953 VC-121A (L-749)
    |                  1954 VC-121E (L-1049C)
    |                  1961 VC-118A (DC-6B)
    |                  1962 VC-137C (B707-320B)
    |                  1990 VC-25A (B747-200B)
編集 / 2010.05.30 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
ジェイ・エア CRJ200ER (Herpa)
カテゴリ:  日本 / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
J-AIR CRJ200ER HW2006 JA205Jジェイ・エア J-Air (日本)
ボンバルディア Bombardia CRJ200ER
JA205J

Herpa Wings (2006)


前身となるのは1987年に設立された松山・大分・広島を結ぶ西瀬戸エアリンクである。1991年経営難によって経営権が日本航空グループの一部門として移管された。その後主に広島西空港を拠点とした地方都市間の運行を拡大させていった。1996年に会社として独立し、2001年以降広島西から伊丹や小牧へ拠点を移し、より大型のCRJ200ERを計9機導入した。2007年羽田拡張による発着枠拡大を受けてさらに大型のERJ170を10機(+オプション5機)発注している。JALグループ再生に関連して今後国内線はJALエクスプレスとともにJ-AIRが担っていくと見られている。

JA205Jは2003年3月18日にデリバリーされた機体で同社5機目のCRJ200となる。ビジネスジェットであるチャレンジャーが原型といわれるだけあって定員は50名と小さな飛行機だが、鋭いウィングレットとあわせて格好良いシルエットの機体である。

J-air 1990s V3
基本塗装は日本航空と同じで、機体前部に小さくJ-AIRの文字が描かれている。

モデルは2006年Herpaから発売された。国内限定モデルではなくHerpaの通常モデルという事で低価格に抑えられているのが嬉しい。

    History                Fleet (service in)
    1996 J-AIR
    |                   1996 HP137 JetStream31
    |                   2001 CRJ200ER
    |                   2008 ERJ170

編集 / 2010.05.29 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
今月のコレクション MAY/2010 II
カテゴリ:  新コレクション / テーマ: 模型・プラモデル・フィギュア製作日記 / ジャンル: 趣味・実用
イベント出張でなかなか更新出来ない日が続いたが、しばらくそんな東名博の移動が続きそう。で本日は東京日帰り。夕方の羽田は政府専用機が2機止まっていたが、鳩山さんこれからどこかに行くのか。

で、今回の出張先は池袋。巣鴨が近いではないかということで開店を待って訪問する。早めの飛行機で行くと11:30の開店前に着いてしまう。奥の更科蕎麦(ここは結構うまい)で早めの昼食をとり、時間調整をして店内へ。まあ買い控えていたACのDC-10が無いかなくらいの気持ちで訪れたのだが今回は新製品コーナーより奥に行く必要がなかった。

■AeroClassics500 VIASA DC-10-30
ベネズエラの珍鳥である。できれば尾翼にVIASAの文字が入ったものが欲しかったのだがそちらは売り切れとのことで、ロゴマーク入りの方を入手。相変わらず期待以上の出来である。

■AeroClassics500 VARIG DC-10-30
こちらもブラジルの旧塗装。カーゴと2種が置かれていたのだがここは迷わず旅客型をチョイス。しかし人気のACも各1機ずつの在庫とは・・・入荷が少ないのか入荷とともに売れていくのか・・・

さてと、まあめぼしいものも買ったし寄った甲斐があったわいと一段落していると、あれ?JALのB773ワンワールド?Hogan?これが新製品?店員さんに確認すると確かに新製品で、再入荷ではないらしい。不覚であった。たしかに最近忙しさにかまけていたのと、まあ出費を抑えている関係上そんなに真剣に新製品情報を追跡しているわけではなかったのだが久々にやらかしてしまった。確信も持てず、結構いい値段だったので悩んだのだが、気がつくと「これもお願いします」と言っていた。
■Hogan JAL B777-300 OneWorld

さて精算とレジに向かったとき、本当に目の端になにやら気配が過ぎった。気のせいか?ん?・・・んんん?!「あ、気がつかれましたか?」店員さんの朗らかな呼び掛けと同時に正体がわかった。1/500専門コレクターとしてはもちろん1/400のIFモデルなんてのを買ってしまわないようにスケール表示は必ず確認するものなのだが、こと大型機になると明らかに箱のサイズで判別できてしまう。1/400でA380となるとこれまた箱のサイズが大きい。それくらいの大きさの箱が目に飛び込んできたのである。1/400でのやや大きめなので1/200の小型機かと思ったくらい。そこに、あったのである1/500の表示が!さっきの気配は巨大な箱と1/500の文字だったのである。そうついにAn225ムーリヤが入荷していた!
「ご覧になりますか?結構いいできですよ」「も、もちろん!」いやあ、デカイと想像してたがこりゃ本当にでかい。「でも、やっぱりいい値段しますね、次の現行塗装機まで待ちますわ」「いえ、新塗装機の方も人気が高くてそちらは早々に売り切れたんですよ」「なんですと?新塗装機も同時に入荷したの?」

しかし先程のJAL B777を買ってしまった身としてはムーリヤまで買うのは無ー理やと心の中で叫んで、今回は見送ってきた。それにこれから営業というのにどうせ買ったところでビジネスバッグに入るわけもないしと、次回購入までの楽しみと言う事でお店をあとにした。

再来週の出張には必ず!
編集 / 2010.05.28 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
日本航空 B747-200 (Herpa) SUPER RESORT EXPRESS
カテゴリ:  日本 / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
JAL SREpurple B742 HW1995日本航空 Japan Airlines (日本)
ボーイング Boeing B747-200

SUPER RESORT EXPRESS (Pruple)
Herpa Wings OG (1995)


日本航空については過去何度か取り上げた[→JAL SRE]。経営不振の中ワンワールドに居残り再建の途上だが、火山の噴火やユーロ危機、タイの政情不安と次から次へと試練が舞い込んでくる。今後ますます目が離せない。スーパーリゾートエクスプレス(通称SRE)は日本航空が1994年6月4日から開始したキャンペーンで、当初ハワイ線へのキャペーンだったが、グアムや沖縄、オーストラリアにもその対象範囲を拡大させた。その結果SREはのべ15機が存在していた。古い機体の有効活用と言えなくも無いが整備の技術力を前提としたキャンペーンだろう。

      機材            デリバリ
    B747-146  JA8115   黄  1972年10月 4日
    B747-146  JA8116   黄  1972年12月 8日
    B747-246  JA8106   黄  1971年 5月14日
    B747-246  JA8110   黄  1972年 3月13日
    B747-246  JA8111   紫  1972年 3月21日
    B747-246  JA8114   紫  1972年11月 3日
    B747-246  JA8149   紫  1981年 3月13日
    B747-246  JA8150   紫  1981年 3月19日
    B747-246  JA8131   黄  1979年 6月28日
    B747-246  JA8141   紫  1979年12月 3日
    DC-10-40  JA8539   紫  1980年 1月 7日 Japan Air Charter便    
    DC-10-40  JA8544   紫  1980年12月 9日 Japan Air Charter便    
    DC-10-40  JA8547   紫  1981年12月 9日 Japan Air Charter便    
    B747-346  JA8186   黄  1988年 2月 9日 当初 SRE OKINAWA 後 SRE  
    B747-346  JA8187   紫  1988年 2月19日 当初 SRE OKINAWA 後 SRE  

JAL 1990s V1
特別塗装は黄色と紫色の2種類存在する。尾翼の鳥はハワイの固有種イーゥイ(ベニハワイミツスイ)である。背景はハイビスカスで、南国情緒満点のデザインである。2000年には2代目のリゾートキャンペーンが始められ、デザインをマイナーチェンジし継続的にほとんどの機材が使用されている。

モデルはキャンペーンに合わせて1995年に黄色と紫色の2種が日本国内限定で発売された。たしか関空で買い求めたものだったが、15年もたつと尾翼プラスチックの黄変が著しい。一般に紫外線が黄変の原因とされるが、冷暗所に安置していても黄変が進む素材もある。この場合は酸素が原因と考えられるので防ぎようがない。この程度ならマスキングで塗装してもいいのだがオリジナリティを優先しこのままとする(面倒なのもあるのだが)。

    History                Fleet (service in)
    1951 Japan Air Lines
    |                   1951 DC-4B
    |                   1955 DC-7C
    |                   1960 DC-8-32
    |                   1965 B727-100
    |+ 1967 Southwest Air Lines
    |                   1969 YS-11
    |                   1970 B747-100
    |                   1976 DC-10-40
    |                   1985 B767-200
    1989 Japan Airlines
    |                   1994 MD-11
    |                   1996 B777-200
    |← 2002 Japan Air System
    2002 Japan Airlines System
    |
    2004 Japan Airlines International
    |+ 2004 Japan Airlines Domestic
    |
    |← 2006 Japan Airlines Domestic
    |                   2006 B737-800
    |← 2008 Japan Asia Airlines
編集 / 2010.05.23 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
SASスカンジナビア航空 DC-8-55 (Herpa)
カテゴリ:  ヨーロッパ / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
SAS DC-8-55 HW2006CLUB LN-MOHSASスカンジナビア航空 SAS Scandinavian Airlines (スウェーデン・デンマーク・ノルウェー)
ダグラス Douglas DC-8-55
LN-MOH
"Harald Viking"
Herpa Wings (2006)


設立は第二次世界大戦直後の1946年にスウェーデン、デンマーク、ノルウェーの各国のエアラインが合併する形で誕生した。1954年には北極圏経由の北米線、1957年には北極~アンカレッジ経由の東京線を開拓したことでも知られる。1997年スターアライアンスの初期メンバーとして参加し北欧から北極圏を経由した北米,アジア路線を展開している。2004年には出資各国のエアラインとして4つのエアラインに分社化する一方、ワイドロー航空(ノルウェー)、ブルー1航空(フィンランド)に加え、グリーンランド航空、スパンエア、エストニア航空などに出資するなどし北欧圏を中心とするSASグループを形成している。

SASは伝統的に保有機に"~ Viking"の名前をつけている。創業以来チートラインがバイキング船をモチーフにしているのが特徴である。LN-MOHは1966年2月8日にデリバリーされた機体で固有名は"Harald Viking"。1980年には売却されその後貨物機として1999年まで飛行していた。ハーラル(Harald)はバイキングの複数の国王の名前だが、その中でもデンマークのハーラル1世が特に有名。10世紀にキリスト教の洗礼を受け、青歯王(Bluetooth)とあだ名されていた。bluetoothは現代の情報無線通信の規格だが、この王のデンマークとノルウェーの交渉による無血統合に由来している。DC-8-50シリーズはDC-8で初めてターボファンエンジンを搭載し燃費と静粛性と航続距離を伸ばすことに成功した飛行機で、-55は北回りの日欧線や太平洋路線でノンストップ便で活躍した。

SAS1960sV1_20100522121125.png

SASの伝統的なデザインで有頭のバイキング船を象ったチートライン。青色はおそらく海を表している。尾翼はSASの文字でこのブランドは現在にも引き継がれている。デザインとしてはシンプルに過ぎるが、その誕生の経緯や北欧の結びつきを考えると意匠としては妥当なものといえるだろう。

モデルは2006年の最後のクラブモデルとして限定発売されたもの。

    History                Fleet (service in)
    +← Svensk Interkontinental Lufttrafik
    +← Det Danske Luftfartselskab
    +← Det Norske Luftfartselskap
    1946 SAS Scandinavian Airlines System
    |                   1946 DC-4
    |← 1948 Aerotransport
    |                   1948 DC-3
    |                   1948 DC-6
    |                   1956 DC-7C
    |                   1959 se210
    |                   1960 DC-8-33
    |                   1962 CV990
    |                   1965 DC-8-55
    |                   1966 DC-9-32
    |                   1971 B747-200B
    |                   1975 DC-10-30
    |                   1980 A300B2
    |                   1985 MD-82
    |                   1989 B767-300ER
    |                   1993 B737-500
    |                   1998 B737-600
    |← 1998 Air Botnia(2004 Blue 1)
    |                   2001 A321
    |                   2001 A340-300
    2004
    └→ SAS Scandinavian Airlines Sverige
    └→ SAS Scandinavian Airlines Danmark
    └→ SAS Scandinavian International
    └→ SAS Braathens
    |  └→ 2007 SAS Scandinavian Airlines Norge
    |                   2005 B737-700
    |                   2008 CRJ-900
編集 / 2010.05.22 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
アメリカン航空 B757-200 (Herpa)
カテゴリ:  北アメリカ / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
American B752 HW2000 N878AN Lightening Boltアメリカン航空 American Airlines (アメリカ)
ボーイング Boeing B757-200
N878AN
Lightening Bolt
Herpa Wings (2000)

1930年航空機産業の黎明期に多産された大小82社のエアラインを連合し、設立されたのがアメリカン航空である。創業以来パンナムとともにアメリカの名前を冠したフラッグキャリアとして君臨するとともに、航空機の発達を促すなど世界の航空機産業を牽引してきた。1981年世界初のFFPであるマイレージを導入したことでも知られる。1999年に英国航空などとワンワールドを結成した。しかしアメリカの象徴として9.11のテロの目標となるなど不幸な出来事が重なり経営不振に陥っている。LCCへの対抗策としては寡占的な超巨大エアラインとしての生き残りを模索しているようにも見える。2009年日本航空の再建(出資合併)にも名乗りを上げたりしていたが、2010年LCCのジェットブルーとの提携が噂されたり、ユナイテッドとコンチネンタルの統合を受けて世界第3位の規模に後退するなど経営を取り巻く環境は大きく変化し続けている。

N878ANは1999年1月15日にデリバリーされた機体。1959年アメリカン航空はその最初のジェット機B707を受領するにあたってLightning Bolt(雷光)と呼ばれるデザインを発表した。B707はその後Astrojetの愛称を受けてニューヨークのアイドルワイルド空港とロサンゼルス線に就航した。1999年、その40周年を記念して復刻塗装機として登場したのが本機である。本機はこれまた往年の愛称をとって"Flagship 757"と名付けられ、当時と同じ路線を記念飛行した。N679ANは同社80番目のB757である。
American 1950s

アメリカン航空のデザインは1967年Vignelli Associatesによるもので今だに使用され続けている。エールフランスと並んで古さを感じさせない。鷲のロゴマークと青赤白の星条旗カラーというわかりやすいデザインは最もアメリカらしいデザインと言えるのではないだろうか。かつてに日本航空の日の丸をイメージした鶴丸に匹敵するのではないだろうか。

モデルは2000年Herpaから発売されたもの。ぎりぎりOGだっただ貴重な一品である。このモデルまでHerpaのアメリカン航空のベアメタルはシルバーマイカ調の塗料で代替していたが本機ではポリッシュド・メタルで実機のイメージに近くなっている。当時はStarJetsのアメリカンのポリッシュドメタルカラーと、ミラー仕上げカラーの2バージョンが人気でHerpaのウィークポイントの一つとして上げられていたのだが、NG化よりも早くこのペイントが実現したのはアメリカン航空とアメリカのコレクターの要望によるところが大きいようである。もしかするとStarJetsの塗装技術の貸与を受けたのかもしれない。

    History                Fleet (service in)
    1930 American Airways
    |
    1934 American Airlines
    |                   1936 DC-3
    |+ 1945 American Overseas Airlines(→ 1950 Pan American World Airways)
    |                   1946 B377 Stratocruiser
    |                   1947 DC-6
    |+ 1950 Líneas Aéreas Americanas de Mexico
    |                   1959 B707
    |                   1962 CV-990
    |                   1964 B727-100
    |                   1970 B747-100
    |                   1971 DC-10
    |                   1983 MD-82
    |                   1986 B767-200ER
    |← 1987 Air California
    |                   1988 A300B4-600R
    |                   1989 B757-200
    |                   1991 MD-11
    |                   1999 B737-800
    |                   1999 B777-200ER
    |← 1999 Reno Air
    |← 2001 Trans World Airlines(TWA)
編集 / 2010.05.18 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
今月のコレクション MAY/2010 Ⅰ
カテゴリ:  新コレクション / テーマ: 模型・プラモデル・フィギュア製作日記 / ジャンル: 趣味・実用
先週は、博多から東京へと出張しっぱなしだった。東京での出張も久々ということで、前回見送ったモデルを目当てに巣鴨へ。しかしここで前回水難によりTO BUY LISTを持っていなかったことに気づく。調子に乗って買うとこのご時世で厳しい重複買いの恐れがある。パケ放題ではないが fc2 にて確認をとるところとなる。しかしわれながら携帯では見にくいな・・・

■Aeroclassics500 Delta Air Lines DC-10-30
先月に行った時には1つしか在庫がなかったと思っていたのだが、その1つがまだ残っていた。デルタはバリエーションが無いのでこれを逃すと入手困難になってしまう。ACモデルは生産個数が公称150個程度なので、一度っきりの入荷で終わることが多いという。それでも店頭在庫がなかなかなくならないのは実はもっと作っているんじゃないかという気もするのだが、よく考えてみると各店舗で5個程度の入荷なら、日本には30個も入荷すれば十分な市場なのかもしれない。それとも1/500コレクターが減少しているのか?

■Aeroclassics500 Condor Airlines DC-10-30
コンドル航空とルフトハンザはHerpaでも結構出ていたので今ひとつ手が出ないモデルだった。もちろんこのACは出来がすばらしいので、いつかまあ余裕があればという感じだったのだが、今回は他に買うべきものも無くホワイトボディのコンドルを手にいれることができた。


無事仕事を終えて、羽田へ向かう。いつもANAなのだがここは時間の余裕を見て第1ターミナルに下車。JALショップで、前回出張時に目を付けていたJALモデルを手に入れる。

■JALUX Japan Airlines B737-800
これも意外と買いそびれて、ショップではどこも売り切れていたモデルである。巣鴨、市ヶ谷、秋葉原、新大阪、日本橋でも見当たらない。なんでB738だけ?と半分諦めていたところ前回ふと思いついて立ち寄ったJAL SKY SHOPで難なく発見。他のJALモデルも普通に置いてあるし、ACモデルが充実しているという新たな発見もあって今回わざわざ立ち寄ってみた。コレクター心理をくすぐる品揃えは流石マニア店長である。
編集 / 2010.05.17 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
EgyptAir 1971-1989?-1996-2008-
カテゴリ:  Africa / テーマ: デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
Egyptair 1971- 1989 EgyptAir (1971-1989?) (エジプト)
 汎アラブ色 エジプト革命前の君主制とイギリス支配に対する闘争
 □汎アラブ色 無血革命
 ■汎アラブ色 君主制と殖民支配からの開放
  クライシュ族の象徴、イスラムの聖なる色

Egyptair 1989-1996 EgyptAir (1989?-1996) (エジプト)
 汎アラブ色 エジプト革命前の君主制とイギリス支配に対する闘争
 □汎アラブ色 無血革命
 ■汎アラブ色 君主制と殖民支配からの開放
  クライシュ族の象徴、イスラムの聖なる色

Egyptair 1996-2008 EgyptAir (1996-2008) (エジプト)
 
 
  クライシュ族の象徴、イスラムの聖なる色

Egyptair 2008- EgyptAir (2008- ) (エジプト)
 




設立は1932年と、アフリカ・中東地域では最も古いエアラインである。1970年代の石油ブームにる中東系のエアライン台頭までは同地域の航空事業の中心的存在だった。第二次世界大戦前は主にデハビランド社製の飛行機を導入し、当時のイギリスの植民地3C政策(カイロ、カルカッタ・ケープタウン)によって、カイロをハブとする航空路線が早々と軌道に乗った。大戦中は国有となり戦後すぐに運行を再開した。1953年の共和国成立後、ナショナルフラッグとして成長を始め、1960年コメットを導入、1962年には早々と東京へ乗り入れている。1958年シリアとの連合国家設立に伴ってシリアのエアラインと統合し、アラブ連合航空と名乗るものの1961年には連合国家自体が解体してしまった。連合国家自体へのソ連の影響もありソ連の航空機の導入が始まったが、親米路線のサダト大統領の就任後1971年に現社名に変更、以降西側の飛行機の導入が中心となった。中東戦争やイスラエルとの関係、経済的な危機、ハイジャックなどを乗り越え規模を拡大させ、2008年にはスターアライアンスに加盟している。

1971年エジプト航空という名になった時にその空の安全を祈願する意味で採用されたのが古代エジプト神話の天空と太陽の神ホルス神である。一般にハヤブサの頭を持つ人間の姿をしていて、その頭部をデザイン化したものである。白、黒、赤という汎アラブ色に加え、当時リビアとシリアなどとの連合国家でもあるアラブ共和国連邦の国旗でも使用された金色を使用している。金色はイスラム教の預言者ムハンマドの属するクライシュ族の色とされ、イスラムでは神聖で高貴な色とされる。なお機体はホワイトボディに赤いチートラインが引かれていた。後に赤いラインの下に金色のラインが付け加えられている。
ただ、初期の頃には赤いチートラインに尾翼にエジプトの国旗をあしらった簡単なものも存在していたようである。

1989年頃には、赤と金色のチートラインが機体尾部から尾翼に向かって跳ね上がりホルス神のシンボルマークを突き刺すようなデザインとなった。時期的にはトライスター導入の時期と重なるのだが、トライスターの独特な尾翼形状に合わせたデザイン変更だったのかもしれない。詳細は不明である。

1996年、これまでの汎アラブ色を完全に廃止し、ホワイトボディに濃紺の尾翼というヨーロッパ的なデザインに一新された。おのおのの配色は古代エジプトのファラオを象徴する色らしい。最新の機材A340の導入に合わせたものと見られる。尾翼ホルス神のデザインはそのまま、ただし丸い枠線を廃止して、よりシンプルでストレートな表現となった。これまで金色を背景にしていたため黒髪に見えていたホルス神が金の立髪に変身したかのような効果があり、ツタンカーメンの黄金のマスクを彷彿とさせる。濃紺と金色の対比が美しく、赤が絶妙のアクセントになっている。

2008年、設立76周年とスターアライアンスへの正式加入、機材一新も兼ねて新CIが導入された。赤いアクセントはなくなったものの、濃紺から淡青にグラデーションさせていった中に濃紺のホルス神を浮かび上がらせている。特にこれまで尾翼の背景色が濃紺一色だったので、夜間はほとんど目立たなかった。色合いはシンプルになったがなかなか凝ったデザインで見飽きることが無い。第1号機材として新導入のB738は2008年に就航、2010年には新塗装のB773ERが就航している。


    History             Fleet               Tail Livery
    1932 Misr Airwork
    |               1932 DH.60M Gypsy Moth
    |               1934 Spartan Cruiser
    |               1937 DH.90A Dragonfly
    1939 Misr Airlines
    1949 Misrair
    |               1949 Vickers Viking
    |               1956 Vickers Viscount
    |               1958 DC-3
    1958 United Arab Airlines
    |               1960 DHC-106Comet 4C
    |← 1960 Syrian Airways
    |               1961 DC-6B
    |→ 1961 Syrian Arab Airline
    |               1965 An-24V
    |               1968 Il-18D
    |               1968 B707-320C
    1971 EgyptAir
    |                                 1971 "Horus" on white tail
    |               1974 Tu-154
    |               1975 B737-200
    |               1977 A300B4
    |+ 1982 Air Sinai
    |               1983 B747-100
    |               1984 B767-200ER
    |                                1889? "Horus" w/red,gold ln.
    |               1989 L-1011-1
    |               1991 A320-200
    |               1996 A340-200
    |                                1996 "Horus" on blue tail 1st
    |               1997 B777-200ER
    |               2004 A330-200
    |+ 2007 Egyptair Express
    |               2008 B737-800
    |                                2008 "Horus" on blue tail 2nd
編集 / 2010.05.16 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
クウェート航空 B727-200 (Herpa)
カテゴリ:  アジア / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
Kuwait B722 SJ2004 9K-AFAクウェート航空 Kuwait Airways (クウェート)
ボーイング Boeing B727-200
9K-AFA

StarJets (2004)

設立は1962年、旧宗主国のイギリスとの結びつきが強くロンドン線などにコメットを就航させていた。石油産出による経済力を背景に順調に成長を続けていたが、1990年イラクの突然の侵攻を受け、クウェート空港に駐機中の航空機が多数摂取されイラク航空に編入されている。接収された機体はその後1991年バグダッドに駐機中爆撃を受け2機のA300と2機のB762が破壊された。戦後の復興は比較的早く、戦争中海外で避難していた機材も売却が進み短期リースを含めて大型機を次々と導入し復活を遂げた・・・が、戦後同地域のエミレーツ航空やエティハド航空の急拡大の煽りを受けて思うような回復とならずに経営的不振が伝えられる。最近では完全民営化によって生き残りを模索するとの方針が打ち出されている。

9K-AFAはおそらく1980年9月5日にデリバリーされた機体だと思われる。翌1981年にかけて4機のB727-200を導入している。固有名は"Warba"でユーフラテス河口のペルシャ湾に浮かぶ無人島の名前に因んでいる。
Kuwait 1990sV1

デザインは伝統的にブルーが使われている。カタールの国章には青い海原に浮かぶダウ船が描かれているが、古来海洋国家だったこの地を表している。設立直後のコメットIVのデザインも青いチートラインに青い尾翼、尾翼には白で太い水平ラインが2本と尾翼先端も白、青い部分にクウェートの国旗が描かれたシンプルなものだった。おそらくB707の導入をキッカケにして1968年から採用されたのがモデルとなったデザイン。鳥の正体は不明だが、国章にもなっているハヤブサと考えた方が自然だろう。湾岸戦争後1992~94年にかけて現在のデザインに変更されたと思われる。その後しばらく旧デザイン機が運行されていた。なお近々新CIの導入の動きがあるらしい。砂漠にの国家という印象からは違った大変爽やかな色合いで、かつシンプルながら黒いラインでキリッと引き締まった人気の高いデザインである。

モデルは2004年StarJetsから発売された。この当時のデザインのモデルとしてはおそらくこれが唯一のものだろう。コメットⅣの時代のデザイン機もInflightくらいからリリースされないだろうか。

    History                Fleet
    1954 Kuwait Airways
    |                  1962 CometIV-C
    |                  1968 B707
    |                  1972 B747-200
    |                  1976 B737-200
    |                  1980 B727-200
    |                  1982 A310
    |                  1982 A300-600
    |                  1986 B767-200
    :
    |                  1992 L-1011-200
    |                  1992 DC-10-30
    |                  1992 A320-200
    |                  1994 B747-400
    |                  1995 A340-300
    |                  1998 B777-200ER
    |                  2007 A330-200
編集 / 2010.05.15 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
ドイツ・ルフトハンザ航空 Il-18 (Herpa)
カテゴリ:  ヨーロッパ / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
Lufthansa Il18 HW2004CLUB DM-STAドイツ・ルフトハンザ航空 Deutsche Lufthansa (東ドイツ)
イリューシン Illyusin Il-18
DM-STA

Herpa Wings (2004)

ドイチェ・ルフトハンザは第二次大戦後分割された東ドイツで戦前のルフトハンザを引き継ぐ形で設立されたエアラインである。1955年には東西ドイツでそれぞれ同名のエアラインが設立されたわけだが、西ドイツのルフトハンザがこれに異議を唱えハーグ裁判所に提訴し、やむなく1963年にインターフルグと改名したうえで存続することとなった。ただしインターフルグ自体は1958年にチャーター専門のエアラインとしてすでに設立されていたので、東ドイツ国内で両社を統合させたという意味合いが強い。"東の"ルフトハンザはそういう意味では非常に短命のエアラインだったと言える。
Il-18は日本ではほとんど馴染みのない飛行機だが純粋に旅客型として設計された旧ソ連製の飛行機で、初就航は1959年アエロフロート機としてだった。東ルフトハンザはそういう意味では当時の最新鋭機を翌年には導入していることになる。性能はかなり良好だったようで700機以上が生産されなお飛行している機体もあるようだ。1960年代を飾った4発機としてバイカウント、L-188と並んで時代を代表する飛行機である。

DM-STAは設立後の1960年3月28日デリバリーされた機体。当時7機導入されたIl-18Dのなかの1機である。就航後ベルリン-モスクワ線に投入された。インターフルグに改称後はDDR-STAとレジも改められ東西ドイツ再統一の1988年まで運行していたが、その後元のルフトハンザデザインに戻され2010年ライプツィヒ、ハレ空港にて展示されている。
DeutscheLufthansa

戦前のルフトハンザのデザインを踏襲したといわれている。はばたく鶴のロゴマークもそのままでおそらく紺のチートラインも戦前から継承されたものだろう。あまりにもオーソドックスな戦前のルフトハンザのデザインを踏襲したために西側のルフトハンザの異議が上がったのではないだろうか。実直な機体にいかにもドイツ人らしい実直なデザインで、一時代を象徴している貴重な組み合わせである。

モデルは2004年Herpa Wings Clubモデルとして限定発売されたもの。こんなモデルをリリースするとは、さすがドイツHerpa社である。

    History                Fleet (service in)
    1926 Deutsche Luft Hansa Aktiengesellschaft
    :
    1955 Deutsche Lufthansa
    |                  1960 Il-18D
    1963 Interflug
    |
    └→ 1990 Lufthansa
編集 / 2010.05.11 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
アメリカウエスト航空 B757-200 (Herpa)
カテゴリ:  北アメリカ / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
America West B752 N908AW Arozona Cardinals Football Teamアメリカウエスト航空 America West Airlines
ボーイング Boeing B757-200
N908AW
Arozona Cardinals Football Team
Herpa Wings (2002)


アメリカウエスト航空については最近取り上げている。
N908AWは1989年8月25日にデリバリーされた機体。2006年には傘下に収めたUS Airwaysに売却している。
Americawest1990sV2
アメリカウエスト航空は当時13機のB757のうち7機の特別塗装機を運行していた。3機は同社のハブ都市をイメージしたもの、3機はアリゾナのスポーツチームカラー、残りの1機がコーポレート特別塗装機である。本機はアリゾナを拠点とするプロフットボールチームであるアリゾナ・カージナルスの特別塗装機である。可0時ナルスはフットボールチームとしては最古で創設は1898年という名門である。カージナルとは猩々紅冠鳥のことで深紅の鳥なのだが、チーム創設時にシカゴ大学で購入したジャージの色がこの深紅だったためチーム名をカージナルスとしたらしい。機体はそのカージナルカラーと同じくチームカラーを構成する白い帯が施されている。

モデルは2002年Herpaから発売されたもの。名門でありながら長らく低迷したチームらしく、関西の人気球団を思い起こさせるがそれだけにおそらく地元の熱狂的なファンがいることだろう。当モデルもそうしたファンの間でも人気が高まったのではないだろうか。

    History                Fleet (service in)
    1981 America West Airlines
    |                   1983 B737-200
    |                   1987 B757-200
    |                   1989 B747-200
    |                   1990 A320-200
    |                   1998 A319-100
    |← 2007 US Airways
編集 / 2010.05.10 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
ノースウエスト・オリエント航空 B727-100 (StarJets)
カテゴリ:  北アメリカ / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
Northwest B721 SJ2002 N472USノースウエスト・オリエント航空 Northwest Orient Airlines (アメリカ)
ボーイング Boeing B727-100
N472US

StarJets (2002)

ノースウエストオリエント航空は社名というよりはブランドといった方が正しい。終戦後いちはやくJALへの機材貸与などの援助を行い来るべき太平洋路線の布石を打っていたのだが、このブランドもそうした同社の戦略の一環だったのだろう。かくして一時期は成田のターミナルにはレッドテイルが独占していたターミナルもあった。N472USは1965年11月9日にデリバリーされた機体である。1979年にはナショナル航空に売却されている。同社では-100を32機、-200を53機も導入している。

ノースウエストと言いながら誕生の本拠地はシカゴやメンフィス、ミネアポリスなど中東部であって、決してシアトルなど西海岸ではない。アメリカ建国当時の五大湖西岸付近を北西部領域と読んでいた名残である。蛇足ながらアメリカから見れば日本などは西方向なのでオリエント(東方)というと混乱が生じないのだろうか?日本はあくまでヨーロッパから見て東方という位置づけなのだが、そういった見方が欧米では固定概念化していると思って間違いなさそうである。因みに西方はオチデントというが意味としてはヨーロッパを示すものらしい。この論法で行くとアメリカからヨーロッパへ向かうエアラインなどは東方に行くにも関わらずオチデント航空などと命名されるのかもしれない。脱線ついでに同社は中国圏では「西北東方航空」と表記される。
NorthwestOrient 1970sV1
デザインはオリエント航空時代のもの。白と黒の太めのチートラインがめずらしい。日本ではまず採用されない配色だろう。なかなか引き締まったデザインである。尾翼が赤一色なのでB727クラスの小さめの飛行機でものっぺり感は拭えない。小さくでも特徴のあるロゴマークが白抜きでハイレバ良いアクセントになるだろうが、案の定次世代のデザインでそれが反映されている。

モデルは2002年StarJetsから発売されたもの。-100と-200が同時期に発売されオールドファンには楽しみなラインアップが増えた。ただモデル化されたこの機材も同社にとっては12番目となるものでレジの選択基準はよくわからない。

    History                Fleet
    1926 Northwest Airways
    |
    1934 Northwest Airlines
    |                   1947 DC-4
    |                   1949 B377 Stratocruiser
    (1950? Northwest Orient Airlines)
    |                   1952 DC-6B
    |                   1959 Lockheed L-188 Electra
    |                   1960 DC-8
    |                   1963 B707
    |                   1964 B727-100
    |                   1970 B747-100
    |                   1972 DC-10
    |                   1985 B757-200
    |← 1986 Republic Airlines
    (1986 Northwest Airlines)
    |                   1989 B747-400
    |                   1990 A320
    |                   2003 A330-300
    └→ 2010 Delta Air Lines
編集 / 2010.05.08 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
USエアウェイズ B757-200 (Herpa)
カテゴリ:  北アメリカ / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
US Airways B752 HW2002 N611AUUSエアウェイズ US Airways (アメリカ)
ボーイング Boeing B757-200
N611AU

Herpa Wings (2002)


USエアウェイズはUSエアから1996年に社名変更された。全米6位を誇ったメジャーエアラインだったが2005年アメリカウエスト航空に吸収される形となった。ただしその後もブランドとして名を残し運行を継続している。N611AUはUSエア時代の1993年3月22日にデリバリーされた機体で2009年フェデックスに売却された。

USAirways 2000sV1
1979年にUSエアと名乗ったときにはシルバー地に赤・オレンジ・茶のストライプ、社名ロゴとシンプルなもので、Aの文字のみ前代のアレゲニー航空のAのロゴを踏襲していた。1980年代後半に紺・赤のチートラインと紺の尾翼、赤のラインにノーマルな社名ロゴとシンプルになった。1996年USエアウェイズとの改名に連動して導入されたのが一見黒に見えるダークブルー、機体下面をグレーとし細い白と赤のストライプで区切った新しいデザインである。尾翼も黒に近いダークブルーにグレーで星条旗をモチーフにしたロゴマークをあしらっている。このデザインはアメリカウエストに合併される2005年まで存続したが、その後はホワイトボディをメインとするデザインに継承されている。

モデルは2002年Herpaから発売されたもの。ダークブルーというよりは黒といっても間違いが無い。黒のモデルは珍しい。ちょっと考えたところではEALかサウスウエスト航空のシャム塗装機くらいしか思いつかない。なかなか存在感のあるモデルである。

    History                Fleet
    1937 All American Aviation
    |                   
    1949 All American Airways
    |                  
    1953 Allegheny Airlines
    |                   1966 DC-9-30
    |← 1968 Lake Central Airlines
    |                   1970 B727-200
    |← 1972 Mohawk Airlines
    |
    1979 US Air
    |                   1984 B737-300(★LC)
    |← 1987 Pacific Southwest Airlines(PSA)
    |← 1988 Piedmont Airlines
    |                   1989 B767-200ER
    |                   1991 B757-200
    1996 US Airways
    |-1998 MetroJet
    |                   1998 A319-100
    |                   2000 A330-300
    |                   2006 E190
    |→ 2007 America West Airlines
    |                   2009 A330-200
    |
編集 / 2010.05.07 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
エア・カナダ B727-200 (StarJets)
カテゴリ:  北アメリカ / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
Air Canada B722 SJ2003 C-GAADエア・カナダ Air Canada (カナダ)
ボーイング Boeing B727-200
C-GAAD

StarJets (2003)


創業1937という老舗である。カナディアン航空を吸収合併してからはカナダ第一のエアラインとして当時世界第12位の規模にまで拡大した。しかしながら新世紀後の逆風に耐えられず2003年には破産、翌年に破産保護の結果ブランドをそのまま引き継いで運行を継続、再建中である。2010年に入ってアメリカ7都市やジャマイカへの路線、また3月には東京ーカルガリー直行便を開設するなど新規路線開拓を進めている。C-GAADは1974年10月17日にデリバリーされた機体で、1987年にはFedexに売却されている。B727-200は1974年から1982年まで計39機がデリバリーされている。
AirCanada 1970sV1
デザインは1964年から1994年まで採用されていたもの。デザインはカナダ国旗をモチーフにしたもので、大変シンプルでわかりやすい。カナダ国旗の赤は元々イングランドの赤い十字架に由来するもので1921年にイギリスのジョージ5世によってその使用が承認された。以来カナダのナショナルカラーとされている。

モデルは2003年StarJetsから発売された。さすがに完成度が高いモデルである。C-GAADはレジ番号上4機目にあたるのだがなぜこのレジが選ばれたのかは不明である。インターネット上での情報の先行3機(C-GAAA~C)の情報は殆どなく、写真もC-GAAD位しか見当たらないので、当モデルも案外こういった写真を参考にしているのかもしれない。

    History                Fleet (service in)
    1937 Trans-Canada Airlines(TCA)
    |                  1937 L-10A
    |                  1945 DC-3
    |                  1955 Viscount
    |                  1960 DC-8-40
    1964 Air Canada
    |                  1966 DC-9-30
    |                  1971 DC-10
    |                  1971 B747-100
    |                  1973 L-1011-1
    |                  1974 B727-200
    |                  1976 B737-200
    |                  1983 B767-200
    |                  1990 B747-400
    |                  1990 A320-200
    |                  1995 A340-300
    |                  1999 A330-300
    |←2000 Canadian Airlines
    |                  2005 E190
    |                  2007 B777-200LR
    |


編集 / 2010.05.06 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
アメリカウエスト航空 B757-200 (Herpa)
カテゴリ:  北アメリカ / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
America West B752 HW2002 N905AW City of Columbus/Ohioアメリカウエスト航空 America West Airlines (アメリカ)
ボーイング Boeing B757-200
N905AW
City of Columbus/Ohio
Herpa Wings (2002)


アメリカウエスト航空については連続して最近取り上げた。
N905AWも元々リパブリック航空にデリバリされた機体だったが同社がノースウエスト航空に買収されたため売却に出されたあと、1987年5月11日に導入された。2007年以降は傘下に収めたUS Airwaysに売却している。
Americawest1990sV2
アメリカウエスト航空は当時13機のB757のうち7機の特別塗装機を運行していた。3機は同社のハブ都市をイメージしたもの、3機はアリゾナのスポーツチームカラー、残りの1機がコーポレート特別塗装機である。本機は同社の3番目のハブであるオハイオ州のコロンバスをイメージしたもので1995年から特別塗装が施された。デザインはオハイオの州旗をモデルとしている。尾翼の青はオハイオの丘陵や渓谷を、機体の赤と白のストライプはオハイオの道や水路を表現しているそうである。5本のストライプはアメリカ建国時代の北西部領土だった現在でいう5州(オハイオ、ミシガン、インディアナ、イリノイ、ウィスコンシン)をあらわしている。州旗には青地に星が17個あるがこれはオハイオ州がアメリカの17番目の州であることに由来している。尾翼の日の丸によく似た円はオハイオの頭文字とオハイオトチノキ(州の木)の実を表している。赤青白の三色がいかにもアメリカらしい。

モデルは2002年Herpaから発売されたもの。これぞアメリカというデザイン、アメリカでは最もポピュラーなB757と、アメリカウエストという建国当時の北西部領域(今では東部にあたるが)を想像させる響きが相まってかなりの人気が出たのではないかと想像している。

    History                Fleet (service in)
    1981 America West Airlines
    |                   1983 B737-200
    |                   1987 B757-200
    |                   1989 B747-200
    |                   1990 A320-200
    |                   1998 A319-100
    |← 2007 US Airways
編集 / 2010.05.05 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
遠東航空 B757-200 (StarJets)
カテゴリ:  アジア / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
FAT-Far Eastern Air Transport B752 NM2004 B-27013 Warner Brothers遠東航空 Far Eastern Air Transport (台湾)
ボーイング Boeing B757-200
B-27013
Warner Brothers
Netmodel (2004)


遠東航空及びB-27013については先日触れた通り。日本人にとっては1981年作家の向田邦子さんの搭乗機の墜落事故で記憶されている。事故を起こしたB737-200の後継機として導入されたのがMD80やB757だった。
FAT
真っ青な特別塗装はエアマカオからのリースバック後2003年から施されたアドカラーで、ワーナー・ブラザーズの広告塗装である。同社の代表的なアニメ番組である「ルーニー・テューンズ」の主人公が機体いっぱいに描かれている。機首から野兎のバッグス・バニー、鴨のダフィー・ダック、カナリアのトゥイーティー、猫のシルベスターと人気の高いキャラクターが続く。

モデルはNetmodelから2004年に発売されたもの。

    History                Fleet (service in)
    1957 Far Easstern Air Transport
    |                   1976 B737-200
    |                   1991 MD-82
    |                   1994 B757-200
    |
    2008
    :
編集 / 2010.05.01 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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