FC2ブログ
コレクターへの道(6) デザインにこだわる③
カテゴリ:  コレクターへの道 / テーマ: ラジコン・空物 / ジャンル: 趣味・実用
正確に言うとデザインというよりは色彩にこだわる編といったところか。

■塗料の話し
航空用塗料は日本では日本特殊塗料と言うところが製造しているらしい。戦前から軍用機の塗料・塗装を手がけていたと言う話しを聞いたことがある。航空用塗料には耐候性が求められる。塗料は溶剤、顔料、樹脂と3つの成分で出来ている。顔料は「色」の粉。溶剤は水やシンナーなど「塗る」作業を簡単にするもの、樹脂は顔料を定着させるものである。うろ覚えなのであるが、樹脂によってその耐候性が大きく変わるらしい。

樹脂には対候の性能に応じて1種から3種まであり、3種が一番低く、500時間の試験暴露(直射日光・風雨にさらすこと)で光沢が80%以上得られることとしている。代表的なのがアクリル樹脂である。安いので家庭用などに使われる。

第2種というのが1,000時間暴露で同80%以上、ウレタン樹脂がこれに当たるらしい。確かウレタン樹脂が飛行機表面に塗られると聞いた覚えがあるが今ではどうなのだろうか?最近の鮮やかなデザインを見ていると1種が使われているような気もする。

第1種というのは2,000時間暴露で同80%以上だから、単純に言えば2種の倍、3種の4倍長持ちと言うことになる。フッ素樹脂やシリコン樹脂がこれに該当するらしい。フッ素樹脂はテフロン加工でも馴染み深いように、熱にも強く、汚れもつきにくい。あのすべりは雪も積もりにくい(払い落としやすい)という利点もありそうだ。その他、酸性雨に強いとか、紫外線に強いとか、もちろん最近では環境にやさしくなければならない。だがなかなかに高価なので飛行機に実際にこれが使われてるかどうかは知らない。

環境というと顔料が問題で、以前は金属系の無機顔料が使われていた。黒は炭だが、たとえば白は鉛、亜鉛、黄色はカドミウム、赤は鉄、緑は銅などが使われていたらしい。おそらく今は合成の顔料だとは思うがここ10年で格段に色彩が豊かになっているのもこのあたりの技術革新に負う所が大きいのかもしれない

■各国のデザイン
世界各国のデザインを見てみると、(白は別にして)が最も多い気がする。赤は遠くからでも良く見えるので、霧や雨、雪の天候でも見つけやすいと言った利点がある。ノースウェストの赤は北極圏での不時着時でも発見されやすいようにするため。
次に多いのはか。大空をイメージさせる、これは実用と言うよりはデザイン的な要素が大きいのかもしれない。

ロゴなどデザインで言うと圧倒的に多いのが空関係。その中でも目立つのは「鳥」だろう。JALの鶴丸もその代表例。ルフトハンザ、アメリカン、中国国際、シンガポール、スリランカンも良い例である。空関係でいうと他に虹、空、星、月、太陽、凧などもある。

次のグループは国旗、フラッグキャリアと言われる国を代表するような航空会社の場合に良く使われている。あるいは国を代表する「もの・動物・意匠」など。JALもこれに当てはまる。英国航空や、フィンランド航空、エアカナダ、スイスエア、エールフランスなど。国を代表するものとしてはカンタスのカンガルーなどがある。

3番目に目立つのは文字。ANAなどが代表例。TAPポルトガル航空やユナイテッド、KLMやイベリア航空、サウスウエストもこの仲間か。

他にはイスラム圏の緑(神聖な色)などお国柄が垣間見えて面白い。また、最近設立されたLCC(格安航空会社)などは大体派手なものが多い。広告(URLなど)や写真をでかでかと貼るのが流行っているようだ。見ていて楽しいのだが、異国情緒はあまり感じられない。
スポンサーサイト



編集 / 2008.11.16 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
コメント
 
Title
 
 
 
 
 
 
Secret 


Pagetop↑
トラックバック
Pagetop↑
検索フォーム
訪問者数
プロフィール

ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B77W
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
●:新製品発表モデル
★:発見次第即買いの幻のモデル
■:既集モデル
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談も基本的に「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・エアライン歴史について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理

・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材、軍用機などは資料すらない。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入またはリース導入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード