関空を作る(3)
カテゴリ:  MAT研究所 / テーマ: 模型・プラモデル / ジャンル: 趣味・実用
やっぱり調子こいてしまった。MAT作成の第1歩は誘導路からである。これがMAT全体のレイアウトの決めてしまう。前にも書いたようにターミナルは国内線部分のスポットを5つ省略している。誘導路も多少の省略が必要かとラフな線を引いてみる。滑走路に直接つながるA誘導路は着陸直後の斜めの誘導路の角度をどれくらいにするかがキーとなる。

なのでまずは滑走路の中心線と平行誘導路を描く。関空には平行誘導路が2本(ターミナルに近いほうからL、P誘導路)がある。2本は無理なのでここは近いほうのL誘導路を再現することとする。スポットと滑走路をつなぐE誘導路の数が多くなるので、MAT上でメリハリがつくからである。ターミナルの位置関係から見てA3~A8誘導路とそれにつながるE2~E9誘導路が描ける。

スポットから伸びてプッシュバックするライン(これも誘導路なんだろうか?名称はなさそうだが)を含めて、滑走路、誘導路の中心線を描いてみる。なかなかの雰囲気である。さてここから面倒くさい。滑走路の幅は国際線の場合60mらしいのでその幅で両端をさっと描く。誘導路はスポットの幅を取ってしまうと太すぎるので、ここは目分量で7割くらいの幅で誘導路の端を描く。これで両端の交点を結んで、芝生の部分の位置関係と形状を確認し、誘導路の位置を微調整する。この微調整が結構面倒くさい。1箇所の微調整が全体に影響を及ぼすなんてことはざらなので、計算ずくで中心線を配置していく。これだけ計算しても細部で不具合は起こるものであとは目分量で調整していくことになる。

ここまで完成したらもう8割がたは完成。曲線と直線がスムーズにつばがるように微調整をする。あとは細部の表現だけ。なのだがこの細部というのもいろいろと手が掛かる。滑走路上には中心線と、着陸距離票などが描かれる。割とシンプル。誘導路上にも停止線があったり、誘導路番号が描かれていることもある。いいアクセントなので滑走路・誘導路指示票も多少描いてみる(実際には電飾看板なのだが)。

細かいことだが、関空の航空写真を見てみると他にもいろいろと気づくことがある。13番スポット付近には斜めに延びる黄色い点線がある。いろいろ調べた結果これはVIP専用機向けの誘導線らしい。しかも13番スポットは、代わりにV1スポットと呼ばれているらしい。13番という西洋で忌み嫌われる数字を後で当てたんじゃないだろうか。普段は全日空機などが利用するようにしているらしいが、搭乗案内は13番ゲートと言っているような気がする。こんなこともMAT制作でもしなければ気付かなかった。

芝生部分にもいろいろと空港機器があってそれをメンテナンスするためなのか細い車道も走っている。STOPサインがいいアクセントになる。すれ違い用の待避所もある。何らかの装置がある部分にもアスファルトが敷かれていて車道がつながっている。

芝生部分には雨水用の排水溝らしきものが目立つ。誘導路上にも同じような側溝が見られるが色が濃いのはスチール製の蓋なんじゃないだろうか。間近で見たことが無いが。芝生の中の側溝はコンクリート製なのかかなり明るい灰色なのでこれもいいアクセントにはなるが、不自然さを出さないように色の微調整が必要だ。

最後にKANSAIの文字が滑走路奥にあるので、これもアクセントとして付け加えておくと完成である。

本当は受け座リングをすれば完璧なんだろうがさすがにそこまでは手が回らない。主役はモデルと割り切ってこれにて完成である。

さて、あとは印刷と、意外に重労働な貼り付けが待っている。その前にあと台紙を4枚買ってこないといけないなぁ。
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編集 / 2012.10.28 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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