A330/340 未モデル 概観
カテゴリ: ■THE TAIL / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
昨年末から今年にかけて新規リリースしたり、他社からの購入によって新しいデザイン機が登場してきた。特にまだ売れまくっているA330/340について未モデル(都部モデル化されたものも含む)を棚卸しておこう。B777についてはまた別の機会に触れたい。

●TAMPA Cargo 2012-2013
Tampa Columbia Cargo 2013 1973年設立の南米コロンビアの貨物エアライン。2012年に南米初のA332Fを受領した。2008年にAviancaからの出資を受け、2013年からはAvianca Cargoのブランドに変わった。ということは塗装もいずれは変わるのか。かなりレアなデザイン機となるかもしれない。配色はコロンビアの国旗に因んだもののように見えるが詳細は不明。デザインとしては翼を象徴しているように見える。



●Air Madrid 2003-2006
Air Madrid 2006 2003年から2006年の非常に短い間に存在したスペインのエアライン。マドリッドを拠点に南北アメリカへの長距離便を運航していたが、メンテナンスの状態が非常に悪く2006年には飛行免許を取り消されての廃業となってしまった。路線はAir Cometが引き継いだが、スペイン政府は突然の運航停止で海外に取り残された旅客を運ぶ為に Air PullmanturからB747をチャーターしたほどである。
赤色はマドリッドの州旗の色だが元々はカスティリア王国の赤に由来するらしい。


●Virgin Australia 2011-
Virgin Australia A330 元々はVirgin blueとして2000年に設立されたオーストラリアのエアライン。2011年に現社名となり同年導入されたA330から新ブランドを採用している。因みに同社グループの国際線はV Australiaが担当しいていたが、現在では全てVirgin Australiaのブランドで運航している。デザインはおおよそ親会社のVirgin Atlantic Airwaysのものを踏襲した物となっている。
モデルは2011年早々にSky500から発売済みである。


●Azerbaijian Airlines 2013-
Azerbaijian A34 設立は1992年というからソ連崩壊後Aeroflotから独立したエアラインのうちの一つである。当初のソ連製機材から主にボーイング機材が中心となっていたが、2013年に導入された初のエアバスワイドボディ機としてA340-500が2機導入された。この導入を期して新CIを導入している。アゼルバイジャンの三色旗のうちの青と緑を基調とした現代的なデザインである。未モデルとして尾翼を描いていたもののHerpaの最新の情報でリリースが発表された。


●Cebu Pacific Air 2005-
CebuA330 設立は1996年と新しい会社だが、いまやフィリピン最大のエアラインとなった。当初は今よりはシンプルな中古のDC-9やB757の特別塗装機のみだったが、2005年に2機のA320を導入して以来急速に規模を拡大させている。現在40機近くのA320シリーズを運航し、更に50機の注文を行っている。基本的なロゴマークはそのまま、機体から尾翼にかけて黄色系統の配色でトロピカルムードを演出しているようである。2013年初めてのワイドボディ機A330を導入した。モデル化が待たれる。

●Libyan Airlines 2010-
Libya A330 リビアでは最古のエアラインで1964年Kingdom of Libya Airlinesとして設立された。その後1970年にそれまでの王国ロゴに変わって金色を主体とするデザインに変更されそれが2006年まで使用された。2006年以降新鋭機には金色のチートラインを廃した現代的なものになってえんじ色のラインを加えたが2010年にはそのラインを機体から尾翼にかけて伸び上がるのではなく、機体上部から下部へと流れるように配置し、尾翼の地色はは金色一色となった。エアバスのワイドボディ機A330を2013年初めて導入している。これもモデル化は時間の問題か。Herpaからも出るんじゃないだろうか。

●Mexicana 2008-
Mexicana A330 1921年設立というから老舗中の老舗である。鷲の頭部を象った伝統的なデザインロゴマークが特徴である。1991年始めてA320を導入した時に多色多パターンのデザインに一新した。2000年にはスターアライアンスに加入したものの2004年に脱退、2008年にはワンワールドに加盟している。タイミングとしてはそれを記念しての新デザインだったのかもしれない。デザイナーはメキシコのGabriel Martinez Meave氏。シンプルでなかなか渋いデザインとなった。2010年には経営破綻し一時運航を停止していたが、引き続き投資団は投資を続ける見通しで本格的に運航再開している模様である。これも上手く再建が軌道に乗ればモデル化もそうない話ではなさそうだ。

●Turkish Airlines 2010-
Turkish A330 創立1933年とこちらも相当な老舗。2008年にはスターアライアンスに参加し経済増強政策の中で近年規模を旧拡大させている。2006年ごろから機体にシルバーのチューリップが絵が枯れるようになり、2010年には尾翼のロゴマークの赤白が反転した。赤地に白い丸を描いてその中に鳥を表すロゴマークを入れている。B777ではAero500がA330ではHerpaが発売または発売予定である。最近では機体のチューリップが無いものも出始めているが、モデルの世界でもそろそろチューリップ無しのモデルが出るかもしれない。

●TransAsia Airways 1991-
TransAsia A330 1951年設立の台湾のエアライン。ただし1958年から1988年までの実に30年間は運航していなかった。運航再開したのは1991年ATR-72導入後で1992年にはA320にて国際線も復活させている。復興航空という社名はそんな経歴あってのことらしい。基本的なデザインは復活以来
変わっていないはずだが龍の部分などに細かい陰影(立体的)がついているなど最近マイナーチェンジをした模様だ、もしかしたらのこA330導入を記念して立体的になったのかもしれない。小型機はモデル化されているが、関空にも乗り入れが始まったA330については未モデルのまま残っている。楽しみに待ちたい。

●Orbest Orizonia Airlines 2011-2013
Orbest Orizonia A33 スペインを拠点とするチャーターエアライン。設立は1992年、社名はIbeworldだった。順調に成長を遂げ、2002年にA332を受領したものの9.11の影響によりそれまでの順調な成長が止まってしまった。その後様々な資本参加を仰いで2011年には現社名に変更された。2013年5月5日に破産宣告を行い運航を停止している。短命に終わる結果となりそうなデザインではあるが、いかにもチャーターらしい楽しいデザインなので是非モデル化を望みたい所である。

●Yangtze River Express 2003-
Yangtze River Express A330 2003年に設立された上海に拠点を置く貨物航空会社である。B744Fなどを運航していたが2013年ついにA330-200Fを導入した。海南航空の子会社という位置づけなのでデザインもよく似ている。貨物機らしからぬ赤黄の鳳凰デザインは貨物ヤードではかなり目立つ存在になりそうである。これはSky500あたりからのリリースが濃厚か。しかしA332FなのでHerpaからのリリースを待つしかないかもしれない。

●MNG Cargo 2012-
MNG Cargo A330 1997年に設立されたトルコ・イスタンブールを拠点とする貨物航空会社。2002年から2006年までは旅客輸送も行っていた。設立以来基本的なデザインは変わってはいない。貨物機らしくモノトーンのデザインだが、尾翼の鳥(白鳥だろうか?)はなかなか秀逸である。2012年に初めて貨物専用機A332Fを導入した。デザインのマイナーチェンジはこれがきっかけかと思う。かつては尾翼の鳥が全身描かれていたのに対し、同じく飛ぶ鳥の前半分を大きくあしらったものになっている。ただあまりトリミングが上手く行ったとはいえずやや寸詰まりの感じが否めない。これまたお膝もとのHerpaあたりからモデル化される可能性は大きい。
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編集 / 2013.08.11 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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