最近の気になるニュース SEP/2013
カテゴリ:  エアライン動向 / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
ちょっと最近ニュースを読むのを怠けていた。トピックスを拾い読みしてみる。

◆Ethiopian Airlines B787を追加発注
10機発注中5機がすでに運航しているが、さらに3機を追加すると発表した。さらに追加の意向があるとも伝えられる。一見好調そうに見える同社の収入源はいったいなんなんだろうか?Ethipian Airlinesは、アフリカ大陸では近年もっとも急激に成長したエアラインといわれている。新機材を積極的に導入しSouth African Airways、Egypt Airlinesに次ぐ規模になっている。主な産業は農業だが、ここ数年は天候に恵まれて豊作で輸出が伸びたのと、未開発ながら天然資源やナイル川での水力発電の供給など潜在的なポテンシャルが高く、中国、インド、トルコといった中興国家からの投資が旺盛なことが好景気の要因らしい。2004年からの7年間のGDPの年平均伸び率は11%に達している。当然投資国との路線を中心にエアラインの規模も順調に若返り、拡大を続けているようである。
ちなみに同国の農業の大部分はコーヒーだが、近年のコーヒー価格の低迷によりチャット(カート)の栽培輸出が伸びている。先進国では麻薬として取り締まられる葉だが、酒が禁止されているイスラム圏では合法とされ、特にエチオピア産のチャットが品質が高いことで需要が高い。

◆WestJetが65機のB737MAX購入に同意
LCCは買い物が派手である。65機でも少ない方と映ってしまう。内訳はMAX8が40機、MAX7が25機で、2017年からデリバリされる予定。カナダ・カルガリーを拠点とする同社だが確かに地域的に都市間が適度に離れているため、航空機は交通手段としてはさいてきなんだろう。が、同時に競争も激しい北米大陸で何を差別化し生き残っていくのか注目したい。

◆ANAがAsian Wings Airwaysに資本参加
ANAがミャンマーのエアラインAsian Wings Airwaysの株式の49%を取得した。いわゆるグループ会社になることになる。経営上の拒否権を持ち、一定の影響を及ぼすことができる比率である。昨今の日系企業のミャンマー詣では目を見張るものがあるらしい。いわゆるチャイナリスクを回避するため、中国を市場とみなしつつ生産拠点を中国外に置く動きがしばらくは加速しそうである。今回の資本参加はその布石か。
現在は3機のATR-72と1機のA321を所有し、国内線を運航しているが、ANAとの接続便の確保を狙うものと思われる。

◆B787-9がロールアウト
-8より6mも長い-9がロールアウトした。2、3号機も最終組立段階にはいっている模様で、初号機はローンチカスタマーであるAir New Zealandに来年中旬にデリバリされる予定。次代の役者が揃ってきつつある。

◆ANAがPan Am訓練会社を買収
PanAmとは懐かしい。破たん後もPanAmの商標権がいくつかの会社を経て、細々と運行していたようだが現時点では航空機による運航はない。ただ現在も商標は登録運用している企業が存続しているようで、今回はその一部を買収したということのようである。
特に新興発展著しいアジアのエアライン向けにパイロット養成の需要があるとにらんでの投資ということだ。アジアに軸足を移すANA。次の一手に注目される。

◆Centurion Cargo
アメリカの貨物エアラインCenturion Cargo(旧Centurion Air Cargo)が初のB744Fを導入。元Cargoluxの機材。同社は現在MD11Fを4機運航している。追加配備のようなので事業拡大ということになる。744Fはマイアミを拠点に南米各地とアムステルダムを運行している。この運行パターンもなかなか面白いのでちょっと追跡してみたい。
カードエアラインに似合わずオレンジ色の派手なカラーリングなのでぜひモデル化してほしいエアラインである。

◆Xiamen AirがB787を6機発注
中国のXiamen Airlinesが787-8を6機発注した。中国からは欧米に加えて中東・アフリカへの投資が拡大しているようなので、長距離路線をノンストップでカバーできる機材は今後も増え続けそうである。

◆ANAが新LCCを継承設立
AirAsiaとの提携により設立されたAir Asia Japanを解消したANA。今度は自力で自社系列のLCCを設立することになった。その名もVanilla Air。何とも甘い名前である。2013年12月設立予定で、まずは成田を拠点に国内線を運行するようである。関西と那覇を拠点とするPeach Aviationとの棲み分けなど気になる所である。野次馬根性的な見方をすれば、成田を拠点とするLCCの立ち上げを万全にし、軌道にのった所で経営統合という形が可能性が高そうなんだが。
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編集 / 2013.09.04 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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