2013年リリースを振り返る
カテゴリ:  モデル・トピックス / テーマ: 模型・プラモデル / ジャンル: 趣味・実用
今年2013年にリリース予定だった新モデルは173機とほぼ例年並みだった。例によってHerpaは予定と実績に数か月のずれがあるので一概には比較検討できないが、全体的な傾向として順次見ていこう。

◆ブランド
2013brand
例年のごとくHerpaの独壇場となっている。昨年期待したModelPowerは結局2機のみリリースした一発屋だった。Sky500が第2ブランドとして16種をリリースし安定した存在感を示している。反対にHoganは昨年同様日系モデルの衰微に伴ってわずかに6機とかなり数が減ってきた。高コスト体質によって少なくとも1/500では今後復活はなかなか厳しいかもしれない。来年早々にリリース予定のANAモデル2機もそのあとが続くかどうかはかなり不透明な感じである。代わって休眠状態の長かったAero500が年間4回リリース計9機とやや復調の兆し。Hoganすら追い抜いて第3ブランドにのし上がるか。DC-10未モデルのリリースで注目度は一番である。Seagullというクロアチアの新ブランドが2014年からYak-42を引っ提げて今後どれほど広がるのかも注目しておきたい。

◆地域
2013region
地域特性は相変わらずで、ヨーロッパ系が半数を占める。次いで日本を除くアジアが全体の4分の1、全体の8分の1が北米、残りの8分の1を日本、アフリカ、南米、オセアニアが分け合う形となる。特にヨーロッパではHerpaのおひざ元ドイツがダントツ、ついで昨年トップだったアメリカが2位、フランスとイギリスが躍進、中国、ロシアの順となる。日系はわずかに(5)と昨年来の低調さは変わらない。昨年元気だったUAEと台湾は一巡した感じ。中国系も堅調とは言いながら、実機のバリエーションの割にはリリース数はまだまだ。しばらくなこのままの割合が続くのかもしれないがLCCのモデル化が進めば勢力図も変わってくるのかもしれない。

以下モデル化の傾向。
いわゆる売れ筋となるのは、メジャーで大型機で派手な旅客機ということになる。特別塗装機かどうかまでは
統計を取っていないがそれ以外についてモデル化の動向を振り返ってみたい。特にレアな機体はHerpaに集中しているのでレアものの傾向はイコールHerpaの傾向と考えても差し支えない。さらに突っ込んでいえば、Herpaの傾向は、大型機がメインの他ブランドの傾向に薄められている可能性が高い。実際ここ数年、プロペラ機や軍用機、旧ソ連機などはHerpa以外ではリリースされていない。

◆機種
2013maker
まずは機体メーカー別である。昨年まで急激に勢力を拡大して来たAirbusの比率も今年はB787やB777、B748などの巻き返しのためかやや減少した。A320などの小型機の減少も響いている。DC/MDは意外にぽつぽつとリリースが続いているものの旧ソ連機のほうがめっきりと減ってしまった。

◆推進方式
2013jp
プロペラ機の減少が続いている。中国の工場での人件費が高騰しているのと、プロペラの取り付けが手間で現場で敬遠されているという事情があるらしい。実際リリースされたのはBombardier4機と軍用のプロペラ機4機位である。この傾向は来年も続きそうな感である。

◆用途
2013cfm
今年初めて傾向をみてみる。軍用、旅客、貨物(特殊)、その他(社用機、架空モデルなど)の4つの勢力図である。当然旅客機が最多なのだが、今年は貨物機の現象が目立つ。MD-11FやDC-10F、B747Fなど退役間近の魅力的なレア機体があるのでそちらのリリースを望みたいが、748Fや77Fや33Fなど最新機が優先されての結果だろう。Aero500にそういう方面でも期待したい。

◆時代
2013pc
貨物機の減少の一因としてクラシックモデルの減少もあげられるのではないだろうか。ここ最近では最低の水準となった。新機材の登場がこの傾向に拍車をかけている。まあ新機材の方が当然売れ行きがいいはずなので仕方の無いところかもしれないがAeroClassicの名に恥じないリリースを来年は期待したい。

◆機体
2013nw
最後に、モデルの見栄えを左右する機体の大きさを見ておく。ワイドボディ機の比率がここ数年増え続けている。個人的には確かにワイドボディ機モデルが優先されて入るが、レアなエアラインやLCCなどはナローボディ機が多いし、玄人好みのクラシック機などは細々でもいいので継続してリリースして欲しい。Herpa以外はナローボディ機をリリースしないので、Herpaの頑張りに期待するしかないか。
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編集 / 2013.12.31 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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