Herpa 通常リリース顛末(1)
カテゴリ:  コレクターへの道 / テーマ: 模型・プラモデル / ジャンル: 趣味・実用
またそろそろHerpa新製品の発表時期が迫ってきた。

他ブランドが次々と沈黙する中、定期的なリリースが約束されているHerpaブランドは本当に頼もしい。年末にかけてHerpaの定期リリースについてHerpa Wings Magazineから再確認も兼ねてCCLに再反映させた。毎回のリリースでは感覚的な傾向を振れてきたがより正確にリリース毎の特徴がわかるようになった。

Herpaの定期リリースは年6回ある。1998年の途中からWingsMagazineが揃っているが年毎の動向を確認する為、1999年02月リリースから2016年12月リリースまでの18年間108回のリリースの傾向をざっと見てみる。

Herpa年別
まずはリリースの数である。右は年毎の総リリース数であり2008年のリーマンショックの影響がモロに出ている。がその後は堅調に回復し、リーマン以前よりはリリース数自体は増えている。グラフは純粋な定期リリースだけであるが、最近ではこれに再リリースや定期的なクラブモデルが追加される。一方でクラブモデル自体は1999年ごろから開始されているうえ、昔はエアラインやショップからの特注モデルも多かったのも事実である。ただ全体としては2008年を境にリリース数は大幅に増えたと言っていいだろう。左の折れ線はやや見難いが、各年の月別のリリースの状況である。やはりリリースが多いのは最近の傾向ではあるが全体的に5回目のリリース(10月)が平均22.7個と最も多く、1回目(2月)リリースが平均19.4個と最も少ない。全体的に年の前半よりも後半のほうがリリース数が2-3個多い勘定である。

Herpa地域別
次いでいつも機になる地域別のリリース状況である。アジアは東、中央、西に分けてある。日本も別扱いとした。判りやすい様に最も多いヨーロッパを下軸に2番目に多い北米を上軸としてみた。ヨーロッパが多いのは相変らずだがここ数年は4-5割程度で、以前に6割前後に比べるとやや勢いが鈍い。北米がさらに昔の4割程度だったのが徐々に減って行き最近では2割弱という状態である。メジャーどころは既に網羅してしまったということなのかもしれない。ここ4,5年で変わって食えて気なのが西アジアで、中東3エアラインモデルの存在が大きい。同様にここ数年はキャセイを始め中国系のモデルを中心に東アジアモデルが堅調である。日系モデルは2013年のJetStar Japanと自衛隊関係を除けば10年以上リリースが無い。

Herpaメーカ別
最後に機体メーカ別のリリース状況を見てみる。因みにMacdonnel Doulasは現状elseに分類した。こちらは早々にDouglasに統合する必要が有りそうだ。AirbusとBoeingがリリースの中心なのは変わらない。大雑把に見てAirbusの割合が徐々に増えているように見える。実機の趨勢と同じような動きなのかもしれない。2強のどちらかがリリースされない事も過去には名度か有ったようだ。2008年から9年にかけてはリーマンショックと関係があるのか2強の割合が一時的に乱れている。旧ソ連製のモデルの登場がこの頃から俄然活発になっている。

結局の所はっきりとした傾向があるようにも見えなかったが、Airbus機もヨーロッパ勢も割合としては頭打ちの状況であり、最近のモデルリリースを支えてきた中近東勢が一段落したことから、今後勢力図に多少の変動が出てきそうな感じである。とはいえHerpaからすれば売れ筋をモデル化する大方針があるはずなので、単に新機材就航に合わせてモデル発表しているだけなのかもしれない。実施特別塗装機などの割合は昔に比べても高くなっているような気もする。いろいろな角度での分析を試みたいと思う。
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編集 / 2017.01.15 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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