大阪国際線の変遷を調べる(3) ちょっと進展
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
古本屋で買った古い時刻表を眺めていると、デジャブのように航空国際線のイメージが甦ってくる。この紙の質感、配置具合、やっぱり時刻表でみたような気がする。そこでちゃんと調べてみるとやはりJTB版には最近まで国際線が記載されていたようである。2016年3月だか4月号から北海道新幹線開業を機に省かれらしい。道理で書店で見たときには記載がなかったわけである。
先日鉄道図書館で見たのは60年、70年代のものだけだった。ということは、逆に記載し始めたのがいつ位だったのか。1980年代以降の情報を確かめに行かないといけないなぁとぼんやり考えていた。

そうなると居ても立ってもいられなくなる性分である。早速思い立って出かけてみる。JR野田駅前にそれはある。古いビルの3階。図書館にはJR版とJTB版が混在しているが、全体としてJTB版が多い。全巻そろっているわけでは無いが1966年から最近のものまでずらりと並んでいる。便数が最も増えそうな8月号を中心に中身を確認していく。

まずは真ん中あたり。1998年8月号。あった!見覚えのあるコーナー、文字列の並び。そうそう、国際線は曜日が表記されていて毎日飛んでいるんじゃないんやと始めて知ったのがこの時刻表だったような気がする。時間が勿体無いのでつまみ食いしていく。1984年号、国内線のみ。よく見ると背表紙が1988年から違う。それまでの日本交通公社からJTBに表記が変わっている。JTB表記となった1987年7月号、やっぱり国際線が載っている。1987年から2016年のJTB時刻表では国際線の時刻表が載っていたと言うことだ。こんなん気付かんかったなぁ。

ということで、できるだけメモしてきた。この図書館は30分180円の閲覧料である。結局8年分をメモすることができた。

1987年7月号:JTB表記では最古の時刻表。China Easternを除く11社を確認。一時運休していただけなのか?
1988年8月号:同じくChina Easternを除く11社の便を確認。87年には来ていたUAとCXのL1011が既に居ない
1993年3月号:関空開港直前。既知の12社分の記載を確認。やっぱりほとんどがB747
1994年9月号:関空特急「はるか」営業開始号。ようやく開港時の乗入れ便が確認できた。予想より少ない24社。確かにこの頃は徐々に増えていったような記憶がある。それでも伊丹時代の倍である。
1998年8月号:順次乗り入れエアラインが増えた模様。33社に。VASPが懐かしい。
2001年10月号:37社。Angel Airなんて知らんかった。Americanもここで登場。China Northern、Air Tahiti Nui、Aircalinが見える
2006年9月号:40社。Saudia、Uzbekistan、Xiamen、Vladivostokが登場。VladivostokはTu154だったのね。
2009年5月号:リーマンショックの影響?33社。Qatar、Emiratesが見える。Air MacauやCebu、Shenzhen。QANTASもJetstarに移管済み。

出来るだけ飛び飛びになるように調査して、とりあえず乗り入れエアラインと機材だけメモってきた。それだけでも結構な発見があった。乗入・撤退・休止・倒産・統合などの動きもある。旧伊丹MATや関空MATでの時代考証用にも古い記録を整理してまとめていきたい。横軸に年号(1959~2017)、縦軸に地域別にエアラインの一覧に調査結果として機材をメモすれば一覧化出来そうである。
ITMKIX20170305.png

しかし今日は思い立って外出して本当によかった。鉄道図書館は5月15日に閉館だそうである。移転の予定は無いそうだ。元々私財を公開しての図書館と言うことらしい。1時間半ほどの滞在だったが、それはそれはマニアックな本を探しておられる方々が何人か来られた。図書館っぽく利用しているのは私くらいのものだった。本当は在庫あるだけ全号メモしたい所だが、もしかしたら写真撮っていいかもしれない。まあそれはおいおい尋ねてみよう。

60年、70年、80年の良き時代については鉄道時刻表は役立ちそうに無い。これはいよいよ国会図書館に行くしか無いか。
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編集 / 2017.03.05 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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