春の高知帰省
カテゴリ:  雑感 / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
先週末は用事で親父の実家、高知県は安芸へ親父と帰省していた。今回は年度始まりの手続きが多く、レンタカーの運転手を兼ねての4日間の帰省である。足の悪い親父だがレンタカーがあるという事で地元の名所を巡ってうまいもの食べて過ごすというのも楽しみな帰省であった。

4/8土曜日。1010伊丹発ANA1607便高知行き。ちょっと早めにチェックイン。フィンガー方向から工事中の新築ターミナルの状況を確認する。ほぼ骨格は出来上がっている。南沖止めの新規ターミナルも全体の姿を現し始めた。しかしなんだなー、屋上屋を重ねるというか、完成後のバリアフリーがどう完成するのかいまいちよー解らん。
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さて、行きのB735はほぼ満席。年配の旅行者が目立つ。通路側だったので景色は全く見えず。雨天ながらもさほどの揺れも無く快適なフライト。空港でレンタカーを借り、列車で加古川から帰省してくる親父を後免駅まで迎えに行く。雨の駅周辺では早くも田植えが始まっている。親父と無事合流、昼食はまた空港に戻って土佐料理「司」でたたき定食。4日間はレンタカーでの移動がメインとなるので昼間酒は楽しめない。空港から手結にて叔母を見舞い、安芸へ。夕方海沿いの共同浴場でゆっくりした後で地元の焼肉屋「大阪屋」で肉三昧。ここは初めてだったが本格的な焼肉が割安で楽しめる。

4/9日曜は薄日が射す中、墓参り。その後手結の叔母を見舞う。このあたり昼食場所があまりない。夜須のやっしーパーク付近に有名なアワビ飯屋があるが、今回は前日肉屋で聞いた近所の土佐ロイヤルホテルで昼食、そのあとホテル内温泉でまたゆったり。安芸に戻って午睡後、夕食は近所のイタ飯屋「リンダリンダ」。イケメンと美女が経営する田舎町に不釣り合いとも思えるような本格イタ飯。調子に乗って白ワインをボトルでオーダー。メインまで行かずに日本酒「南」までいただいて退散。そういえば前回ここでグラッパを薦められて撃沈したなぁ。

4/10月曜日。朝から濃霧&雨のなか、芸西村へ叔母の税納付手続き。待たされることも無くあっさりと手続き完了、安芸へとって返す。親父の用事で高知銀行、四国銀行、四国労金と金融機関巡り。ここでも待たされることなく各々数分で終了。翌最終日の用事もAM11時には完了してしまった。せっかくなので雨の中、山奥の畑山温泉に向かう。同じ安芸市内ながら安芸市街地から車で40分の山道。土佐ジローで有名な「はたやま憩の家」で地鶏ラーメンと親子丼を堪能。雨の平日で客は我々2名だけだったが暖かく迎えていただいた。沛然とした雨に煙る山間の静かな集落での絶品に、しばし言葉を失う。日帰り温泉は2年前にやめたとのこと。
午後はホテルタマイでまた午睡(実家は風呂が無く帰省はホテル泊となる)。季節がいいのかお遍路さんが多い。年配の夫婦に交じって、単独での歩き遍路、外国人カップル、学生の2人連れなどが結構目立つ。高知は寺間距離が長く修行の場と言われる。雨中のお遍路は大変そうであるが、見る者にとっては雨中の歩き姿だけでも拝みなくなってしまう。ありがたい風景である。夕方、近所の「台湾料理福将」へ。台湾出張経験のある親父が太鼓判を押す本格的な台湾料理。日本語はまだたどたどしいが、こんな田舎町にまで進出定着していこうという台湾人のバイタリティがすごい。高級食材もあるが現地風の味付けで値段も高くは無くボリュームがある。親父のお気に入り青菜(空芯菜?)炒めと香辛料の効いた手羽先、奮発してアワビ蒸を堪能。

4/11火曜日。午前中に最後の用事を済ませて昼食ということになり、かねてより気になっていた、空港近くのうなぎ専門店かいだ屋へ。平日1140入店したがほぼ満席、注文したうな重が出てきたのは1245頃だった。まあうなぎは時間がかかるもんだ。ちょっと値は張ったがさすがにさばきたて、焼きたてで外はこんがり、中はふわっとと絶品。レンタカーを返すまでまだ時間があったので親父が70年ぶりという龍河洞まで足を延ばす。かく言う私も数十年ぶりである。現地の様子は全く覚えがないくらい様変わりしているというか全く覚えがない。親父も同じような感じらしい。入口の土産物売り場も心なしか活気が無い。観光客は数えるほど。ボランティアの美人説明員さんとひとしきり話をしてから、親父は足が悪いので洞内まで行かず無料の博物館を見学。日本三大鍾乳洞にしてはかつてのにぎわいが感じられない。途中の龍河洞スカイラインも通る車とてほとんどなく徐々に荒れて行っているような感じである。その後、くろしお鉄道で安芸へと戻る親父とのいち駅で別れる。運転手ということでうまいものを随分とごちそうになってしまった。

レンタカー返車まで1時間半ほどあったのでちょっと寄り道をする。
後免町駅前の土居模型店。ここは午後しか空いていないためいつも素通りしていた模型店である。1/500 ANAのYS-11とB727のみが残っている。昔は扱っていたような感じだが今では鉄道模型とプラモデルが中心である。それでもこういう街での模型屋さんはかなり貴重である。天井近くまでに積み上げられた外国製のキットも多い。掘出物が結構あるんじゃないだろうか?

最後に、先程うなぎ屋から滑走路の下をくぐって龍河洞に向かうときに見かけた妙なものを確認しに行く。それは田んぼのど真ん中にいくつか唐突に並んでいたのである。明らかに格納庫でかなり古いものである。親父の話では祖父が戦時中ここまで来ていろいろと手伝いをしていたそうである。初めて聞いた祖父の話と、田んぼの中の異様な構造物が目に焼き付いて再訪を思い立った。後で調べたところによるとやはり戦時中の防空格納庫らしく掩体(えんたい)壕というそうである。長年高知空港を利用していたが全く気付かんかった。
いくつか固まって残っているようで、田んぼのど真ん中にぽつんと残されていたり、
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農道が壕をくぐっていたりと一種異様な光景が広がっている。
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まるで古墳のようだが、実際にはコンクリート製の頑丈なつくりなので壊すのにも費用が掛かるという事らしい。現在では7カ所が残っているとのことで戦時遺産として登録保存の動きもあるらしい。帰宅後1948年、1952年の空中写真では、9カ所の掩体壕が確認できた。1944年に完成し、滑走路から網の目のような誘導路があったそうだが1948年の空中写真では既にうっすらとしか痕跡が残っていなかった。1952年では早々と農地に整地されつくして誘導路の面影もなくなっている。戦中は練習基地だったそうで、ここから練習機に爆弾を抱えた神風特攻機が出撃していったそうである。考えてみれば南洋に面した空港ということでそんな歴史もあってもおかしくはないが今まで考えたことも無かった。空港の歴史というものはその気になって収集しないとなかなかまとまった情報が無いようだ。そこからレンタカーを返して帰路に就く。

1635高知発ANA1612便伊丹行き。到着機遅れにより5分遅れで発着。春の嵐の中のフライトで揺れを覚悟したものの、ほとんど揺れも無く小雨上がりの伊丹に到着。

実家の用事がメインだったが、思いのほか手際よく用事が片付き、久々に親父とうまいものを食べ、思い出話から意外な遺構に出会えた内容の濃い帰省だった。
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編集 / 2017.04.15 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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