Azores Airlines特注モデル5種
カテゴリ:  新製品情報 / テーマ: 模型・プラモデル / ジャンル: 趣味・実用
ちょっと前からネットでは話題になってはいたが、Azores Airlineのモデルが登場。同社のサイトで予約、販売が始まっている。MagazineではA330/320/321neoの3種しか言及はないが、今後さらにモデルバリエーションを増やしていくとの記述通り、サイトでは計5種のモデルが予約可能になっている。まだまだ増えるのかもしれない。モデル化初登場エアラインでもありかなりのサプライズ!なのだがやや値段が高めに設定されている。

ポルトガル領アゾレス諸島は大西洋の真ん中に浮かぶ火山島でリゾート地として有名らしい。ポルトガルから1/3、北米から3/2ほどの距離に浮かぶ。ここを拠点とするのがAzores Airlinesである。Azores Airlinesは、同地を拠点とするSATA Air Açoresの国際線を運航する子会社である。元々は1990年OceanAirとして設立された。1994年に運航を停止したものの現親会社のSATA Air Açoresの資本参加を受けて運航はしていたようだ。1998年SATA International、2015年現在のAzores Airlinesに社名変更されてきた。

Azores Airlinesとしては4世代のデザインがある。
タイプ(I):1990?~1998。尾翼に日輪の中の浪をイメージしたもの。波と言われるが、鳥(大鷹)の頭にも見える。Fly Azoresのロゴが付いていた。
タイプ(II):1998~2009。ホワイトボディに機首にオーシャンブルーの社名ロゴ、尾翼にダークブルーのロゴマーク。
タイプ(III):2009~2015。A320新規導入を機にブランドを一新。BIA(Blue Islands Açor)と呼ばれるシンボルはアゾレス諸島の9つの島を意味する。Açorというのは大鷹のことらしい。アゾレス諸島発見時に水夫が島の上空を大鷹が待っていたことに因んでいるという。デザインも尾翼と機首に大きく大鷹を描いたものになった。歴代で一番派手なデザインである。
タイプ(IV):2015~。2015年経営健全化に向けて大規模なリストラを発表し、社名をAzores Airlinesとして同時にあたらしいデザインを発表した。ホワイトボディに尾翼は同じ大鷹だが青基調から緑色基調に変更されてかなりシンプルになった。大鷹は遠目にはクジラのしっぽに見えなくもない。

では珠玉のモデル5種を順次みていこう、

●Herpa Azores Airlines A320-200 [CS-TKQ]
元USA 3000 Airlinesに2004年12月15日にリース導入された機体。2009年8月Frontier Airlinesに再リースされ、Azores Airlinesには2016年1月7日にAviation Capital Groupからリースされた。現在3機のA320を運航している。モデルは今年の6-7月リリース予定。€35.00。デザインは最新のタイプ(VI)のもの。買い(◎)。
●Herpa Azores Airlines A330-200 [CS-TRY]
元スペインのAir Cometに2008年12月2日にデリバリされた機体。2009年同社の運航停止後一時フランスのボルドーに駐機されていたが2010年5月Royal Jordanian Airlinesを経てAzores Airlinesには2016年2月4日にAmentum Capitalからリース導入された。こちらもモデルは今年の6-7月リリース予定。€41.20とやや割高。デザインは最新のタイプ(VI)のもので、機体一杯にアゾレス諸島の風景がラッピングされている。これも買い(◎)。

●Herpa Azores Airlines A321neo [CS-???]
リストラを進める上で、もう一機追加する予定だったA330をキャンセルし、代わりに2機のA321neoを発注した。2017-19にかけて導入される見込みで、今回のモデル化はその導入に合わせたものだろう。ただこのA321neoは現在保有するA320とともに、さらに4機発注したA321neoLRに2019年以降とってかわられる予定だそうである。まあ外見上はそんなに変わらないとは思うが、レジとしては短命に終わる宿命の機体となりそう。モデルは今年の年末11-12月にリリースされる予定となっている。€48.15とこちらのやや高め。デザイン的にはA320と同じタイプ(VI)なので一応見送りか。

同社サイトのNext Modelにはさらに2種の1/500モデルの記載がある。予約受付中だがモデルリリースは来年2018年とか。ホンマかいな。これはこれで改めて発注することになるだろう。価格は両方ともやや高めの€48.15。リリースされた暁には当然買い(◎)なのだが、ベルリンでも扱ってくれるとほかのモデルと一括発注できるんだけどなあ。B738は3機在籍記録[CS-TGP/R/Q]がある。所有していた3機のB733の在籍期間は以下の通りである。
  [CS-TGP]1995年9月30日~
  [CS-TGR]1999年1月2日~
  [CS-TGQ]1998年3月30日~
SATA Air Açoresは1941年Sociedade Açoreana de Estudos Aéreosとして設立。1947年 Sociedade Açoreana de Transportes Aéreosに改名し、現在のSATAの由来となった。現社名には1980年に変更。

●Herpa SATA Air Açores B737-300 [CS-TGP?]
タイプ(I)デザイン。この時期のB738だと1995年9月30日から2005年11月3日まで在籍していたCS-TGPの可能性が高い。-TGR/Qはこのデザイン期間未導入だったようである。ちなみにCS-TGPだとすると、元々は1988年4月28日にスペインのViva Airにリース導入された機体で、1995年5月EBA Belgiumを経て1995年9月30日同社に導入された。その後2005年11月にTNT Airwaysに移籍となり現在ではイギリスのJet2に在籍している。

●Herpa SATA Internacional B737-300 [CS-TG?]
タイプ(II)のデザインは1998年からなのでB733はほとんどがタイプ(II) で過ごしたことになる。本モデルもそんなデザインのもの。レジはどれになるのかはわからないができれば上のモデルとは別のものにしてほしい。

モデル化されないのは一番派手なタイプ(III)だけになるが、もしかすると今後タイプ(III)のA320もラインナップに加わることになるのかもしれない。こういう動きの拡大を今後は期待したいものだ。
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編集 / 2017.04.22 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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