Herpa 新製品情報 Sep-Oct/2017
カテゴリ:  新製品情報 / テーマ: 模型・プラモデル / ジャンル: 趣味・実用
隔月のお楽しみ、Herpaの新製品情報が発表された。
今回は通常リリース16種、再販3種の計19種である。16種というと一見通常通りだが、クリスマス架空モデル1、Airbusハウスカラー1、軍用機2とコレクション対象外が4種もあるので実質12種となる。これは最近ではかなり少ない。それでも今回は目玉が多いので、年末まで楽しみが尽きる事はなさそうだ。

まずは地域別で見てみる。ヨーロッパは7種と圧倒的、ほかは北米、アジア各2種、オセアニア1種である。アフリカ、南米は今回もゼロでクラブモデルに頼るしかない。アジア2種も中東なので、東・東南アジアは皆無である。相変わらずヨーロッパの小型機押しが続いているような感じで、アジアのLCCや元気なローカルエアラインのモデル化が進むのは何時になることやら。
機材別に見てみるとAirbus7種、Boeing3種、Embraer2種とバリエーションはかなり少ない。本来目玉であるはずのAn-22はなんとクリスマス架空モデルとしての登場である。まあバリエーションとしてもそんなになく、有ってもAntonovとソビエト空軍位なので、まずは需要の喚起というところなんだろうか?欧米ではクリスマスモデルを毎年心待ちにしているコレクターが多いのか?まさか補修パーツ用で買ってるとか、んなわけないか。今回は貨物機なし、旧ソ連製なし、プロペラ機なし、3発機なし、クラシック機なしのないないずくしで現行メジャー機体のみのリリースとなった。
ワイドボディ機とナローボディ機は仲良く6機づつで、比率としてはワイドボディ機が多目めある。従って、買いレベルはリリース数の割りには粒がそろっている状況ではある。

そういえばHerpa25周年記念モデル第3弾と目されていたPanamのA310とかQantasのB744の発表が無かった。えーっ?!3回目にして、はや頓挫しまんの?根性無し~。まあいわゆる大人の事情というのがあるのであろう。新製品という事ではなく別途発表という事かもしれない。Wings Magazine到着を待とう。
では例によって個別に見て行こう。

●530545 QANTAS Boeing B787-9 Dreamliner [VH-ZNA] new colors
今回の目玉1号。新デザイン、新機材初号機が早々にモデルとして登場してしまう。未デリバリ。2017年10月に初号機がデリバリされる予定。8機を発注している。文句なく買い(◎)。

●530552 KLM Airbus A330-200 [PH-AOM] Piazza San Marco - Venezia
2010年10月22日デリバリ。導入進むB789と競合する機材となる。2016年には4機のA332がShaheen Airに売却されるなど勢力は縮小気味である。前の塗装デザインのまま引退するんだろうか?だとしたらこのモデル見送りかなぁ(△)。

●530569 Iran Air Airbus A330-200 [EP-IJA]
今回の目玉第2弾。経済制裁が解除されて、ようやく始まった機材一新。ただ今週のカタールの国交断絶問題にイランが絡んでくるというところで、今後の機材導入に影響が出ないとも限らない。今動いている世界情勢に翻弄されそうな雰囲気が漂う。何にせよオーソドックスな新機材モデルということで当然買い(◎)。

●530576 LOT Polish Airlines Embraer ERJ-195 [SP-LNF]
2013年2月26日Jetscapeからのリース導入。6機所有するうちの最終号機。小型機ゆえ見送り(△)。

●530583 LOT Polish Airlines Embraer ERJ-170 [SP-LDH]
2005年3月20日デリバリ。こちらの所有は6機。ERJ-175は11機を所有。なぜこのモデルが一緒に?昔なら2機セットで発売されてもおかしくない組合せだが???ERJ-170は機齢が高いのでそろそろ引退が決まっているのかもしれない。-170から-195とかに入替していくんだろうか。にしてもERJ-195もそんなに新しいという訳でもない。両方とも小型機なのでパス(△)。

●530590 Christmas Antonov An-22 [-] Christmas 2017 Limited
初回モデルと思っていた画前回Antonovモデルが発表済だった。先回の発表モデルをCCLに未登録だったので今回が初登場かと勘違いしていた。ただ、架空モデルなので対象外(×)。

●530606 Air France Airbus A320 [F-HEPH]
2013年12月3日Aercapからのリース導入。小型機ゆえ見送り(△)。

●530613 Air Canada Boeing B787-8 Dreamliner [C-GHPQ] new colors 2017
今回の目玉第3弾。大胆なイメージチェンジで早々のモデル化。2014年5月14日デリバリ。おそらくモデルリリースの時には本機体も新デザインに代わっているはずということだろう。当然買い(◎)。

●530620 Airbus Airbus A321neo [D-AVXB]
2016年2月9日デリバリ。Airbusのノベルティ用モデル?。対象外(×)。

●530637 Alaska Airlines Boeing B737-900SSWL [N493AS] More to Love Virgin USA merger livery, Limited
今回の目玉第4弾。2016年発表されたAlaskaのVirgin America買収を受けて、2017年1月から運航を開始していた特別塗装機である。2019年にはVirgin Americaのロゴも、デザインも使わなくなるようだが、実際には前倒しで統合を進めるようだ。小型機なんだけど見過ごせない粋なデザインである。KLMのオレンジ/青と同じようなグラデーションでの塗り分け、しかも今回は紺/赤の濃色同士なので、なかなかインパクトが強い。デザイン性に惚れて買い(◎)。2016年1月29日デリバリ。B737NGを143機も所有、-900は70機を数える。

●530644 Aeroflot Airbus A320SL [VP-BAD] Abram Ioffe
2016年8月11日Gtlkからのリース導入。A320を66機は同社の最大勢力。ただSSJの導入に伴ってA319は姿を消した。A320も同様の道をたどるのだろうか。Abram Ioffeはロシアの物理学者に因んだもの小型機でもあるし見送りかな(△)。

●530651 USAF Lockheed Martin C-130H Hercules [79-0475] *High Rollers*, Nevada Air National Guard, 192nd Airlift Sqd., Reno Air Base, Limited
アメリカ空軍の予備兵力であるネバダ州空軍第192輸送航空隊の所属。州兵といえども戦闘機や輸送機まで配備される規模のものがあるとは驚きである。有事の際は空軍に編入されるが普段は州知事の指揮下に入っているそうだ。知らなんだなぁ。第192航空隊の歴史は古く創立は第二次世界大戦中の1943年で、戦闘機が所属していた時期もあるようである。C-130Hは1998年から現在に至るまで配属されている。所属はこの1機だけのようだ。しかし数ある軍用機でなんでこの機が選ばれたのか謎である。空軍基地のグッズとして売り出されるんだろうか。とにかく軍用機なので見送り(×)。

●530668 TAP Portugal Airbus A330-300 [CS-TOV] Retrojet
元々はSingapore Airlinesに2009年4月9日にデリバリされた機体。A350導入に伴って2017年2月保管状態となっていたが、2017年5月21日TAP Portugalが引き取ってまもなく運航を開始する予定。レトロ塗装機は原則見送り(△)である。

●530675 Qatar Airways Airbus A350-900 [A7-ALC]
今回の目玉第5弾。因縁浅からぬイラン航空機と同時リリースとは。QatarとAirbusのハイブリッドデザイン機はClub Modelで出ていたが、ついに通常塗装機が登場した。2015年5月7日デリバリ。知らぬ間に19機も導入されていた。同機はその中でも初期に導入されたもの。これも買い(◎)。

●530682 Luftwaffe Transall C-160 [51+01] 60th Anniversary, LTG 61,Limited
ドイツ空軍第61空輸航空団の創立60周年記念塗装機である。創設は1957年8月24日である。軍用機の記念塗装って何やろと思ってしまうが、同部隊では輸送機を現在C-130からA400Mに転換中で、最終的にA400を40機配備する予定という。同部隊での最後の晴れ姿とでもいうところなのだろうか。軍用機ゆえパス(×)。

●530699 Lufthansa Airbus A320SL [D-AIUQ] Munich Airport 25 years anniversary, Limited
2016年2月12日デリバリ。LufthansaもA320の大量オペレータの1社。165機を運航中でうち72機がA320。今後はneoに置き換わっていきそうな感じ。モデルとなった機体はミュンヘン空港開港25周年を記念した特別塗装機である。開港は1992年5月17日。正式名称はドイツの政治家に因んだフランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港。モデル化としては王道なんだけど小型機ゆえ見送り(△)。

最後にいつものごとく再リリースモデルも一応見ておこう。A380が2種、B787が1種である。A380はどちらも人気が高いと見えて枝番が-004と5モデル目を数える。ただまあコレクション対象としてはどれも見送り(△)となる。
●514521-004 Emirates Airbus A380 [A6-EUK]
2016年12月9日。94機中89番目にデリバリ。

●515986-004 Lufthansa Airbus A380 [D-AIME] Johannesburg
2011年3月16日デリバリ。14機中の5号機。

●528238-001 United Airlines Boeing B787-9 Dreamliner [N45956]
2015年7月28日デリバリ。B788を12機、B789を20機所有。
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編集 / 2017.06.10 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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