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Virgin Atlantic Airways 1984-1999-2006-
カテゴリ:  Europe / テーマ: デザイン / ジャンル: 学問・文化・芸術
VS 1984-1999 ヴァージン・アトランティック航空 Virgin Atlantic Airways (1984-1999)(イギリス)
 コーポレートカラー
 社名ロゴ (手書き風のロゴは革新性を表す)


VS 1999-2006 ヴァージン・アトランティック航空 Virgin Atlantic Airways (1999-2006)(イギリス)
 コーポレートカラー
 社名ロゴ (手書き風のロゴは革新性を表す)
 縁取り

VS 2006- ヴァージン・アトランティック航空 Virgin Atlantic Airways (2006-)(イギリス)
 コーポレートカラー
 社名ロゴ (手書き風のロゴは革新性を表す)



ヴァージン・アトランティック航空は1984年、イギリスのレコード会社のオーナーであるリチャードブランソン氏によって設立された。常に刺激を求める経営者らしく、既存の大手寡占市場に敢然と立ち向かうことで知られる。会社設立前のアメリカ出張の時、突然の機材トラブルでフライトがキャンセルされた時、その場にいた乗客を取りまとめ別にチャーター機をしつらえ目的地に向かったことがあり、これがそれまでのエアラインの殿様商売に切り込む決意をさせたそうである。

新規参入も英国航空の嫌がらせによってロンドンのヒースロー空港は使えずやむなく郊外のガトウィック空港をメインとして利用せざるを得なかった。しかしこれを逆手に適度の運賃、取り高いサービスとブランド戦略によって瞬く間に巨大エアラインに成長している。設立の精神からどこのアライアンスににも属さず独立独歩を続ける稀有のエアラインである。LCCとはまた違った生き残り方を示しているようで興味深いが、オーナーのカリスマ性に寄るところもあるので今後注目すべきエアラインである。
アメリカ、ナイジェリア、オーストラリアなどにLCC子会社を着実に展開している。LCC+SFAの新たしいビジネスモデルを作り上げるとすればこのヴァージン以外はないだろう。

設立から一貫して赤い尾翼に手書き風の社名ロゴを描いている。斜めの手書き風のロゴは会社の革新性を表しているそうである。手書きの主がブランソン自身なのか胴なのかはわからない。時代を経て文字が大きく描かれるようになった。すべて手書き風ではあるものの微妙に字体を変えている。
機首に描かれる女性はScarlet Ladyと呼ばれているが、イギリスの Ken Whiteに寄るものであるが元々は第二次大戦中の軍用機の機首に描かれていたピンアップガールを元にしている。因みに戦中のピンアップガール・アーティストとしてアメリカのAlberto Vargasが有名であるがKen Whiteも彼のデものをアレンジしてデザインしているそうである。

1999年には機体をホワイトボディからシルバーに大幅に変更し、尾翼にも青紫色の縁取りが追加された。色合い的にはバランスがいいのだが、尾翼から機体尾部にかけて赤と紫の領域がはみ出ているように塗られ、全体的なバランスにはかけていたように思う。第二次大戦中の迷彩色の戦艦のような目に錯覚を起こさせるデザインだった。翌2000年、全株式の49%をシンガポール航空に売却したこともデザイン変更に関係があるのだろうか。

2006年には再びホワイトボディと縁なしの赤い尾翼に戻った。機体後部の赤い部分のはみだしもそれなりに処理され落ち着いたバランスとなったように思う。
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編集 / 2009.08.30 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B77W
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
●:新製品発表モデル
★:発見次第即買いの幻のモデル
■:既集モデル
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談も基本的に「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・エアライン歴史について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理

・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材、軍用機などは資料すらない。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入またはリース導入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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