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ピードモント航空 B767-200ER (Herpa)
カテゴリ:  北アメリカ / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
Peadmont B763 HWピードモント航空 Piedmont Airlines (アメリカ)
ボーイング Boeing B767-200ER
N603P
"The Pride of Piedmont"
Herpa Wings (2005)


1940年にPiedmont Aviationの運行部門として設立されたアメリカのエアライン。さらに遡れば1931年Richard Hensonによって設立されたHenson Aviasionである。1948年運行会社として独立しPiedmont Airlinesの名称に変わった。日本ではYS-11を導入したエアラインとして有名で海外エアラインでは最大の23機を導入した。他のエアラインのように好景気時急拡大させることも無く堅実経営で着実に業績を伸ばし、1980年代には大量のB737を発注するなど、サウスウエスト航空と並んで質・量共にメジャーエアラインの仲間入りを果たすかに見えた。しかし、1987年USエアが突然に買収を発表、1989年をもって合併完了により消滅した。ピードモントとはアメリカ東部のアパラチア山脈山麓に広がるピードモント平原に由来している。同社は平原の広がるノースカロライナ州を拠点としていた。ちなみにそのまま読むとピエモンテとなるが、これはイタリア北西部のアルプス山麓の平原で、地名もそこに由来しているそうである。山麓と言った意味になるだろうか。N603Pは同社最晩年の1987年5月21日国際線用に導入した機材でB767の1番機となる。The Pride of Piedmontという固有名が付けられていた。同機が本拠地のシャルロッテ空港に初飛来した時、同空港の保存されていた同社のDC-3がエスコートしたと言うエピソードがある。結局6機のB767 が導入されたもののすべてUSエアに引き継がれた。

1980年代にありながら、ブルーのチートラインとライン上に社名ロゴを配置させた60年代を髣髴とさせるデザインである。尾翼も飛ぶ鳥をシンボライズした同社のロゴマークをシンプルに配置させているだけである。質実剛健な同社の姿勢が感じられる質素なもの。飛ぶ鳥の元となったものは不明だが、YS-11の時代には赤い鳥だったのでもしかするとノースカロライナの州鳥でもある猩々紅冠鳥(カーディナル)なのかもしれない。このあたりでは普通に見られる鳥らしい。ただ赤のイメージが強い鳥なのでいくらデザインの為とは言え後年紺色に変更したりするとも思えない。カーディナル特有の頭の冠も表現されていないので単なる大型の鳥をイメージしただけのモノかもしれない。個人的には赤い鳥の方がインパクトがあったような気もするのだが、直線的なデザインで色と共にもうひとひねりデフォルメした方がよさそうだ。

モデルは2005年Herpaから発売されたもので、同機のエスコート役を果たしたDC-3と2機セットとなっている。B767の普通すぎるシルエット、普通すぎるデザインゆえモデルとしては大変地味だが、アメリカ航空業界史の1ページを飾る貴重なモデルである。全体的なバランスも良く取れて、安心して展示鑑賞できるモデルとなっている。秋葉原店にて購入した。

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編集 / 2009.10.10 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B77W
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
●:新製品発表モデル
★:発見次第即買いの幻のモデル
■:既集モデル
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談も基本的に「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・エアライン歴史について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理

・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材、軍用機などは資料すらない。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入またはリース導入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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