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キティ・ホーク・インターナショナル B747-200F (Herpa)
カテゴリ:  北アメリカ - North America / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
HW1999OG KittyHawk B742F N710CKキティ・ホーク・インターナショナル Kitty Hawk International(アメリカ)
ボーイング Boeing B747-200F
N710CK

Herpa Wings OG (1999)


キティ・ホーク航空は1976年に設立された貨物中心のエアラインである。設立当初は1人の創業者と1機の航空機だけだったが航空貨物輸送の急速な伸びに支えられて一時は世界第7位の貨物量、世界第4位の航空機を所有するまでになった。その中心はB727FとDC-9でこれらのナローボディ機はKitty Hawk Aircargoというブランド名で主に国内貨物輸送サービスを続けた。一方90年代の終わりにはワイドボディ機を中心にHitty Awk Internationalと言うブランドを立ち上げた。最盛期にはB747を7機、L-1011を6機、DC-8を16機も所有していたが、2000年に入り、同時多発テロ等の影響と、おそらくは古い機材のメンテナンス費用た運行コストも影響して2度に亘って破綻している。2008年には完全に運行を停止してしまった。そのあたりのいきさつについては貨物エアラインとして情報が少ないので今後リサーチしてみたい。なおキティホークはライト兄弟が初の飛行を行った最寄の街の名前に因んでいる。
N710CKは元々MEAに1975年にデリバリーされたがその後、サウディア、ナイジェリア、英国航空、エールフランス、ガルーダと渡り歩き、1997年American International Airways移籍時に貨物機に改装されNorth Atlantic Airwaysを経由して1999年2月3日に同社に買い取られた。2003年には早々とKalitta Airに売却されている。
KittyHawk 1990s V1
デザインは貨物機らしいシンプルなもの。というかシンプルすぎる。-Internationalは青い2重のチートラインと無地の尾翼が特徴。一方国内向けの-Aircargoは赤い二重のチートラインと、尾翼には社名に因んだライト兄弟のライトフライヤー号がデザイン化されている。どちらにしてもシンプルなデザインである。

モデルは1999年Herpaから発売された。当時新機材として登場したB747を早々とモデル化したが、その後エアライン自体短命仁終わったため結果レアなモデルとなった。真っ白な尾翼はHerpa OGにとっては最悪のデザインである。いよいよ黄変が目立ちますなあ(悲)

    History                Fleet
    1976 Kitty Hawk Airways
    |                  19?? CV-640
    |                  199? B727-200F
    |                  1999 L-1011-200F
    |                  1999 B747-100/-200
    |                                    2000 Chapter 11
    2000 Kitty Hawk
    |                  2004 B737-300F
    |                                    2007 Chapter 11
    2007 Kitty Hawk Air Cargo
    × 2008
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編集 / 2010.11.09 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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Author:ununennium
最近は1/200が主流、次いで1/400が人気のエアプレーンモデルの世界。小さくてもディテールは十分。場所もとらず、多少安価な1/500エアラインモデルの世界。世界のカラフルなデザインは民族博物館のよう。メジャーからマイナーエアラインまで、大型ジェット機から小型プロペラ機まで、終戦直後から現代までバリエーションは数千種類。登場は1994年と長い歴史を持つ。Herpaからは隔月で新モデルが13-5種程度発表される。

・コレクションポリシー
1/500に特化。軍用機は対象外(例外:自衛隊)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。

★尾翼シリーズ★
The Tailはエクセルとペイント、パワーポイントにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。

【文中の略号について】
 OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
 NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
 TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
 MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
 CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

【主なブランド略号('22年現在)】
 AC:AeroClassic/Aero500(絶版)
 BB:BigBird500(絶版)
 HG:Hogan(絶版)
 HW:Herpa Wings
 IF:Inflight500(絶版)
 JC:JC Wings(絶版)
 SF:Sky500(絶版)
 SJ:StarJets(絶版)

【新モデルの属性について】
 [初]初登場エアライン
 [新]最新デザイン(概ね3年以内)
 [旧]旧デザインかつ初モデル化
 [特]特別塗装
 [鋭]最新鋭機(概ね5年)
 ---------------
 [軍]軍用機
 [架]架空モデル
 [貨]貨物機
 [型]新金型
 ---------------
 [会]会員モデル
 [企]企画モデル
 [限]限定モデル
 [再]再販モデル
 [試]サンプルモデル
 ---------------

【新製品の欲しいランクについて】
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談も基本的に「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外
■:既集
◆:予約・発注済
♪:ミッシングピース(発見次第即買い)

【その他特記事項】
・エアライン歴史について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理

・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材、軍用機などは資料すらない。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入またはリース導入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。
またデザイン年度は発表年度ではなく新デザイン機がロールアウトした年代を基本としている。

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