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オリエント・タイ航空 B747-200 (BigBird)
カテゴリ:  アジア - Asia / テーマ: コレクション / ジャンル: 趣味・実用
BB2003 OrientThai B742 HS-UTPオリエント・タイ航空 Orient Thai Airlines(タイ)
ボーイング Boeing B747-200
HS-UTP

BigBird (2003)


オリエントタイ航空はバンコクを拠点とするタイのチャーター便を中心に運航するエアラインである。それまでカンボジア政府筋のエアラインだったCambodia International Airlinesの経営を引き継いだもののようだ。中古機を導入しまずはチャーター路線、さらには定期便を運行するようになったが、LCC子会社の相次ぐ事故によってその安全性に疑問が持たれてたびたび運行停止を起こしている。日本では旧日本航空のB747を導入していることで知られている。
HS-UTPは2001年11月1日に導入された同社初のB747である。もともとはJALのJA8114で1972年にデリバリーされたかなり古い機体である。一時期Japan Air Charterに在籍し紫色のSuper Resort Expressとしてグアム、ハワイ線に就航した機体でもある。またチートライン廃止後の新塗装をほ施した最初の機体でもあった。
OrientThai

さすがに最近設立のエアラインと言うことで、ホワイトボディに尾翼は国旗をモチーフになかなか凝ったデザインとなっている。特に国旗の青のラインを明るめに処理したことで機体全体が軽快な感じとなった。元々タイの旗は赤一色から、赤地に白像(王室を表す)ものへと変遷したように青がなかったようなのだが1917年制定された時に欧米先進国が青赤白の三色を多用していることから青を加えたということらしい。因みに赤は国民、青は王室、白は信仰を表すそうである。色合いからフランス的なデザインの香りがする。後年になるとやや手書き風のデザインに改められている。

モデルはBigBirdから2003年に発売されたもの。当時BBから2種発売されたがより原型デザインに近いこちらを選択した。秋葉原店にて購入したものだったと記憶している。チャーターの割にL-1011やB747など大型機を多数導入したわりにあまりモデル化されていない。同様のモデルとしては子会社のOne-Two-GoのB743がFSから発売されている。

    History                 Fleet
    ┌← Cambodia International Airlines
    1995 Orient Express Ai
    1995 Orient Thai Airlines
    |                   1995 B727-200
    |+1997 Kampuchea Arilines
    |                   1997 L-1011-1
    |                   2001 B747-200
    |+2003 One-Two-GO Airlines
    |                   2004 B757-200
    |                   2006 B747-300
    |                   2010 B747-400
    |                   2011 MD-81/-82
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編集 / 2011.06.01 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ununennium

Author:ununennium
最近は1/200が主流、次いで1/400が人気のエアプレーンモデルの世界。小さくてもディテールは十分。場所もとらず、多少安価な1/500エアラインモデルの世界。世界のカラフルなデザインは民族博物館のよう。メジャーからマイナーエアラインまで、大型ジェット機から小型プロペラ機まで、終戦直後から現代までバリエーションは数千種類。登場は1994年と長い歴史を持つ。Herpaからは隔月で新モデルが13-5種程度発表される。

・コレクションポリシー
1/500に特化。軍用機は対象外(例外:自衛隊)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。

★尾翼シリーズ★
The Tailはエクセルとペイント、パワーポイントにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。

【文中の略号について】
 OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
 NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
 TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
 MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
 CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

【主なブランド略号('22年現在)】
 AC:AeroClassic/Aero500(絶版)
 BB:BigBird500(絶版)
 HG:Hogan(絶版)
 HW:Herpa Wings
 IF:Inflight500(絶版)
 JC:JC Wings(絶版)
 SF:Sky500(絶版)
 SJ:StarJets(絶版)

【新モデルの属性について】
 [初]初登場エアライン
 [新]最新デザイン(概ね3年以内)
 [旧]旧デザインかつ初モデル化
 [特]特別塗装
 [鋭]最新鋭機(概ね5年)
 ---------------
 [軍]軍用機
 [架]架空モデル
 [貨]貨物機
 [型]新金型
 ---------------
 [会]会員モデル
 [企]企画モデル
 [限]限定モデル
 [再]再販モデル
 [試]サンプルモデル
 ---------------

【新製品の欲しいランクについて】
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談も基本的に「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外
■:既集
◆:予約・発注済
♪:ミッシングピース(発見次第即買い)

【その他特記事項】
・エアライン歴史について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理

・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材、軍用機などは資料すらない。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入またはリース導入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。
またデザイン年度は発表年度ではなく新デザイン機がロールアウトした年代を基本としている。

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