大阪国際線の変遷を調べる(2)
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
大阪空港乗入れ変遷史である。時刻表のバックナンバーがないかとあれこれと思案する。JR/国鉄時刻表にも飛行機の時刻表が載っている。早速本屋で見てみると国内線だけである。おかしいなぁ、昔国際線欄を見た覚えがあるんだけど記憶違いか。10年ほど前、神田の古本屋で古い時刻表をチラ見した時も確か国内線しか掲載されていなかった。ただし、鉄道時刻表には2種類ある。JTB(交通公社)版とJR(弘済出版社)版である。どちらかに有ったのかもしれないし、昔は掲載されていた時期があったのかもしれない。

というわけで、今週、記憶を頼りに梅田の古本屋を訪ねてみた。鉄道雑誌や芸能雑誌、スポーツ雑誌のバックナンバーがずらりと揃うその中にわずかに時刻表があった。最古は1977年である。こちらは国鉄編である。ただ、モノが古いのでビニールでパッキングされている。こちとら純粋な鉄ちゃんでもないし、航空時刻表欄を確かめてみたいという理由だけで中身を確認させてくれとも言い出せなかった。ただ年代の割にネットで見るより格段に安かった。万一掲載されてなくてもこれはこれで往年の鉄道の息吹が感じられて面白そうではあるなぁ。その日は買わず、一旦別の方法を考えることにした。

翌日、これまた10数年ほど前、大阪環状線駅前に鉄道図書館なるものがあったのを思い出した。今でもあるかしらんとネットで調べてみると、やっている!しかーし!!なんとビルの建て替えで今年の5月には閉館してしまうと書いてあるではないか。仕事を早めに切り上げ早速JR野田駅に向かう。ずらりと並んだ時刻表。こちらはほぼJTB版(昔は交通公社版)である。最古は1966年である。図書館なので閲覧は自由である。さっそく手に取って航空欄をみてみる。60年代、70年代と見てはみたがやはり国内線だけしか記載が無い。この当時国際線に乗る人は鉄道の利用者とは全然かぶらなかったということなんだろう。閉館するとの事で一部販売とお聞きしたが販売分があるものの最古のものは1978年とのこと。ありゃ?先日行った古本屋さんと変わらんか。なのでここでは買い求めず、その足で梅田北新地の古本屋へと向かうことにした。とはいえ貴重な書籍の陳列があるので国内線リサーチの為だけにもできるだけ再訪してみたい。昔の鉄道ダイヤもちょっと見てみたい。

古本屋へGO、先日の時刻表はまだ売れ残っていた。1977年5月号である。1260円である。50年前の時刻表にしては格安ではないだろうか。因みに1978年版は1050円だった。帰宅後早速目次を確かめる。あー、やっぱり国内線だけか。やっぱり思いすごしやったか。しかし国内線も今に比べると驚くほど便数が少ない。東京~札幌線はB747SR、L1011が、東京~大阪線はDC8、地方幹線はDC-10とかB727が見られる。地方路線はYS-11全盛である。これはこれで貴重な資料である。鉄道といえば山陽新幹線が博多まで開通している。九州も北海道もかなり路線数が多い。特急列車も軒並み10両以上の長大編成。路線と言う路線には急行列車が頻繁に走っている。鉄道全盛期の時刻表ということで、こちらもなかなか味わい深い。結果としていい買いモノが出来た。

でもまだ新しい資料にはめぐり合えない。
編集 / 2017.03.05 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
大阪国際線の変遷を調べる(1)
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 航空機全般 / ジャンル: 趣味・実用
久々にFAG Fuji Airways Guide(以下FAG)を買った。2017年3月号である。Starflyerモデルときいて改めて関空乗入れエアラインの状況を俯瞰しておきたいと思ったからである。当日みに行く位なら最近ではネットで事足りるがやっぱり紙ベースだと曜日毎の運航状況もわかるし、何より見ていて飽きることがない。

先日も触れたが、伊丹/関空の乗入れ変遷史なんてものがなかなかネットでも見つからない。関空開港時の正確な乗入れエアラインと定期運航機材なんて基本的な記事すらままならないのである。関西に海外エアラインが乗入れてからもうすぐ60年である。1959年に大阪国際空港と改称して翌年CathayがDC-6Bで乗入れたのが最初らしい。1994年関空が開港するまでの34年、開港してさらに現在までもう23年が経つ。1994年関空開港間際の伊丹の状況は大体わかっている。わずかに13社が乗入れていただけで、しかもほとんどがB744 だった。もちろん2017年の現時点での乗入れ状況は把握できる。伊丹の国際線黎明期だった1960年はJALのCathayの2社である。この3時点の間の状況をどうやって埋ていくかが課題である。

そんなもんネットで調べりゃ一発やろ。と思っていたらこれがまた意外にまとまった情報が見当たらない。そこで思い至ったのが時刻表のバックナンバーである。しかし如何せん飛行機の時刻表は普通手に入りにくい。冒頭のFAGは創刊が1967年らしいのでこれのバックナンバーが一番頼りになりそうである。ネットで検索するもバックナンバーは2011年9月号が最も古い。380円と定価のままなので貴重な情報源として早速注文した。ミスで最新号が送られてきたりと手違いがあったものの、11年9月号が無事届いた。鉄道ならあの大きな時刻表が古本屋でも見かけないでもないし、ネットでも結構高値て売られている。が、航空時刻表となるとまず見かけない。一種生ものなので賞味期限が切れると廃棄されてしまうようだ。さてどうしたもんかいな。
編集 / 2017.03.04 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
Starflyerモデル化、本日Vanilla Air就航
カテゴリ:  関空・伊丹クロニクル / テーマ: 模型・プラモデル / ジャンル: 趣味・実用
やられたなー、と言う感じだった。

Starflyer A320のモデル化の件である。本当に良くぞ企画実現して下さったと思うのである。関空だけではなく、羽田、福岡、北九州に加えて中部や山口宇部にまで路線があるとは知らなかった。地方空港にとってはA320やB737こそが主役である。そういう小型機のモデルラインナップは各地の空港のショップには欠かせないんじゃないだろうか。伊丹・関空乗り入れエアラインもかなりの部分がモデル化されてきた。実際、1994年当時伊丹空港に乗り入れていた国際線(海外エアライン)は13社である。(以下★モデル化済み、☆モデル化予定)

◆◆1994年伊丹空港
◆アジア
Air China B747-400 ★
China Eastern Airlines MD-11 ★
Korean Air B747-400 ★
Thai International Airlines A310 ★
Singapore Airlines B747-400 ★
Cathay Pacific Airways B747-400 ★
Air India A310 ★
◆ヨーロッパ
British Airways B747-400 ★
Air France B747-400 ★
Lufthansa B747-400 ★
◆北米
United Airlines B747-400 ★
Northwest Airlines B747-400 ★
Federal Express DC-10F ★

その後の関空乗り入れエアラインについても特にワイドボディ機については、大体モデル化されてきた。あとは小型機がちょこちょこっと揃えば伊丹も関空も完全再現ができるじゃないかなどと漠然と思っていたところに、Starflyerのニュースである。そう言えば最近関空に行くとよく見かけるなあと。調べてみたら毎日5往復も飛んでいるではないか。意外だった。以外と小型機のモデル化が遅れている。と言うか、なかなかモデル化されない。まさに今日関空ではVanilla Airが就航した。これでLCCを含め日本の小型機だけで乗り入れるエアラインは5社を数える。
◆◆2017年関西空港
◆日本
Starflyer A320 ☆
Peach Aviation A320 ★
Spring Airlines Japan B737
Jetstar Japan A320 ★
Vanilla Air A320
2社分が既にモデル化、Starflyerのモデル化であとはVanillaとSpring Japanだけが残る。個人的にはSoraseedやFDAもモデル化してほしいが。Spring Japanは本家がA320に特化しているなかB737で固めつつあるのでJetstar Japanのように共用と見ることも出来ない。

何度か関空に通って随分と小型機ばかりになったなぁということは承知していた。LCCが増えたことはニュースでも知っている。しかも最近は外交上の問題で中国国際や中国東方、中国南方などは小型機ばかりでワイドボディの乗り入れが無いと単純に思っていた。が、実態は想像以上だった。中国系は大手3社以外に実に14社も乗り入れ、しかも1日複数便を飛ばしているエアラインもある。要は大型機で一気に運ぶより小型機を頻繁に飛ばす形に変わったわけだ。大手以外の拠点航空会社は以下の通り。
◆中国
Spring Airlines 春秋航空 A320
Dalian Airlines 大連航空 B737
Air Macau 澳門航空 A321 ★
Shandong Airlines 山東航空 B737
Shenzhen Airlines 深?航空 A320/B737 ★
Shanghai Airlines 上海航空 B737
Xiamen Airlines 廈門航空 B737
Tianjin Airlines 天津航空 A320
Beijing Capital Airlines 北京首都航空 A320
Hong Kong Airlines 香港航空 A320
Hong Kong Express Airways 香港エクスプレス航空 A320 ★
Sichuan Airlines 四川航空 A320 ★
Juneyao Airlines 吉祥航空 A320 ★
Okay Airways 奥凱航空 B737 ★

お隣韓国も随分とLCCが増えて定着してきた。あとAir SeoulがAsianaに代わるかどうかだが、JinairのB777以外はモデル化されていない。韓国国内でのコレクター人口がどのくらいいるのか判らないがどこかのショップが企画してくれないもんだろうか。
◆韓国
Jin Air B737
Air Busan A320
JEJU Air B737
T'Way Airlines B737
Eastar Jet B737

因みに中国4大エアラインに状況については以下のようになる。3社合わせて1,000機余りの小型機を運航している。その割にモデル化がされていない隠れた暗黒地帯である。今夏ようやく中国南方のB737がHerpaから発売される。そっち方面の動きが加速するのを待ちたい。
◆中国
Air China 中国国際 A321/B737 ★
China Southern Airlines 中国南方 A320/B737 ☆
China Eastern Airlines 中国東方 A320/B737

Starflyerのリリースは昨今の乗り入れ事情をあらためて気付かせてくれたニュースとなった。伊丹・関西乗り入れエアライン変遷史もよくよく振り返って時代考証を重ねて行く必要がありそうである。試しに関空開港時の乗り入れエアラインをググってみるとなかなかこれと言う情報にたどり着かない。時刻表のバックナンバーを何とかして入手するしかなさそうである。手初めにFAG(Fuji Airways Guide)最新号を久々に購入した。関空撮影に行く時は必須だったが最近はネットで確認できるので購入していなかったのである。古本屋でもこの手の本は売っていないだろうなぁ。
編集 / 2017.02.19 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ununennium

Author:ununennium
【New2011.4】 Facebookとの連携を只今試験中・・・

小さくても存在感抜群。場所もとらない1/500エアラインモデルの世界。小さなボディにカラフルなデザイン。メジャーからマイナーエアラインまでバリエーションは数千種類。登場は1994年と比較的新しい市場で欧米香港から毎月新モデル発売中。

・コレクションポリシー
1/500が中心。軍用機は基本対象外(例外:自衛隊、買い間違い)。各エアライン、各時代のデザインモデルをワイドボディ機優先でコレクション(例外:新金型による新機材モデル)。レジ違い位では買わない。ファミリー機材の違い(A340-200と-300)位では買わない。たまに出てくる全プラ製モデルは買わない。頂きモノ・抽選モノは拒まない。破損したら再購入。ということで重複買い事件も多発。


★尾翼シリーズ★
THE TAILはエクセルとペイントブラシにより描画。たまにInkscape。簡単に描けるもののデザインの変遷や背景調査が難しい。ライフワークになったりして。エアライン毎に既述、判明次第追記して行く事とする。ブログじゃないなこりゃ。

【文中の略号について】
OG:Old Generation。Herpa旧世代金型。
NG:New Generation。OGの対義語。2000年以降の新金型
LCC:Low Cost Carrier。格安航空会社
FSA:Full Service Airline。格安航空会社ではない普通の会社
TBL:To Buy List。買わなきゃリスト。常に携行が必要。
MBL:Must Buy List。絶対買わなきゃリスト。
CCL:Complete Collection List。1/500モデルのほぼ全リスト。

以下ブランド略号
AC:AeroClassic/Aero500
AF:Alliance500
BB:BigBird500
HG:Hogan
HW:Herpa Wings
IF:Inflight500
NM:Netmodel
SF:Sky500
SJ:StarJets

機材略号
特にルールは決めていないが大体以下の要領
B777-300 → B773
B777-300ER → B773(特に分けて既述していない)
A330-200 → A332

【新製品の欲しいリストについて】
★:「値段次第で即買い」の幻のモデル
■:持ってるモデル、あるいは買ったモデル。
◎:発売されたら「即買い」
○:財布と相談しながらも基本的には「買い」
△:コレクション対象だが見送り
×:コレクション対象外

【その他特記事項】
・記事中の年表について
 ┌← 継承
 ┌+ 複数社合併による設立
 20XX 設立または改名
 └→ 20xx 吸収消滅
 = 20xx 統合、合併
 |← 買収
 |→ 売却
 |+ 子会社設立
 × 20xx 倒産、整理
・記事中の年代について
機材導入時期については発注・導入・運行の3時期が結構あいまいで確認できないことも多い。特に1960年以前の古い機体や旧ソ連の機材などは資料すらないことが多い。基本的にデリバリーとは新造機材がメーカーからエアラインに納入された日。他エアラインからの購入・リースは導入と記載。

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